メンタル面で気をつけること【防御編】〜小説新人賞の攻略法(12)
崖っぷち作家のニジマルカです。
「新人賞の攻略法」12回目です。
11回目はこちら。↓
メンタルを攻撃と防御にわける
何をするにも、体(行動)と心(メンタル)の両輪が必要です。
新人賞をバトルに例えたときに、攻撃と防御に分けましたが、メンタル面も攻撃(行動的)と防御(受動的)に分けることができます。
分けると以下のようになります。↓
【防御】
1.自分を否定する人を排除する
2.自分を肯定する
【攻撃】
1.自分は作家だと言い聞かせる
2.作家を見に行く
今回は防御の1つ目を見ていきましょう。
1.自分を否定する人を排除する
まずは、あなたの夢を笑う人を排除しましょう。
夢を笑う人というのは、たとえば、こういうことを言ってくる人たちです。
「まだ夢みたいなこと言ってるの?」
「そろそろ現実を見ようよ」
「そんな夢叶うわけないじゃない」
周りにそういう人しかいないなら、最初から夢を言わない方がいいです。
もし夢を言うなら、絶対に人を選びましょう。
夢を追い始めたころは、ちょっとした言葉で心が揺れてしまうものです。
ひどい言葉を言われると、それだけで夢を諦めてしまうことさえあります。
ですから、そういう状況に自分を置いてはいけません。
夢を笑う人たちとは距離を置き、関わらないようにしましょう。
本当のことを言えば、そういう人たちは、夢を追いかけられなかった自分を悔やんでいたりするのですね。
夢を語るあなたが羨ましくて、ひどいことを言ってくるのです。
友人に擬態した「夢を笑う人」
さて、もっと厄介なのが、夢を笑う人の亜種です。
友人に擬態した「夢を笑う人」がいるのですね。
一見、応援してくれたり、原稿を読んでくれたりするのですが、特徴は「理不尽なくらい厳しい指摘をしてくる」ことです。
そういう人も、実は「夢を笑う人」と同じです。
夢を語り、現実にしようとしているあなたに嫉妬して、無意識に、必要以上にこき下ろしてくるのです。
そういった厳しい指摘が役に立つことはほぼありません。
それどころか害になったりします。
友だちから厳しい指摘を受けると、急に恥ずかしくなることがあるのです。
「得意げに夢を語ったあげく、こんな下らない原稿を見せてしまった……恥ずかしい。もう夢を追いかけるのは止めよう」
こう思ってしまったら、罠にはまっています。
敵は(もはや敵です)、あなたに羞恥心を起こさせて、夢を諦めさせ、だらだらした生活に戻そうとしているのです。
この手に乗ってはいけません。
夢をむやみに人に言わなければ、こういうことも起こりません。
自分は夢を言わない派です。↓
夢を言うなら、せめて、何か結果を出してからの方がいいと思います。
ある程度結果を出していれば、自信も生まれてくるので、そういったひどい指摘に取り乱したりしないでしょう。
ただ、noteなどは夢を語るには良い場所かもしれませんね。
ここにいる人たちは、がんばっている人を応援したい人が多いようです。
今回のまとめ
新人賞の攻略法12回目「メンタル面で気をつけること【防御編】」でした。
1.夢を笑う人を周りから排除する
2.親切そうな友だちが一番厄介な敵の場合がある
3.むやみに夢を言わないのが一番簡単
4.夢を言うなら人を厳選するか、結果を出してから
次回は「メンタル面で気をつけること【防御編つづき】」です。↓
それではまたべあー。