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"みつろうはそのままでは硬いですが、
あたためるとやわらかくなります。

まず手の中であたためてやわらかくすることが、
みつろう粘土をする準備になります。

みつろう粘土をするとき、
私たちは自分の熱によってみつろうを変容させ、
かたちづくっていくのです。

熱とは、人間の自我の持っている質です。

幼児の自我はまだ夢みているような
未分化な状態ですが、
熱を通して何かを変えていく、
形づくっていくというプロセスを
体験することは、
子どもの自我が育っていくために
よい手助けになります。"

   <<シュタイナー教育 おもちゃと遊び>>


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