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"さあ最後の感覚、自我感覚を取り上げましょう。

この感覚は、自分自身を個我を備えた存在であると
気づかせてくれる感覚なのではなく、
自分の前にいる相手、自分と話をしている相手もまた、
個我を備えた存在であるのだと気づかせてくれる感覚です。

相手の話を聞いているとき、私たちは単に
その人の考えを聞いているだけでなく、
話しているのは他ならぬその人であることを感知しています。

話の内容は同じようなものであっても、
話し手が異なれば、私たちが受け取る印象も大きく異なります。

この違いは、私たちに多くのことを教えてくれる
きわめて重要な違いです。

しかし残念なことに、私たちの時代においては、
この違いを感じ取る能力が失われてきています。

話しているのが誰なのかに、重きが置かれない
傾向が強くなりつつあるのです。

少なくとも事実が語られているならそれでよいではないか、
というわけです。

しかし、この違いこそが重要なことなのです。"

   <<魂の扉・十二感覚>>


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