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フリースクールへ行くことがゴールではない

#学校へ行かないという選択


こんにちは!

子育てママに光を当てる

葉山おしゃれセラピスト、井川ともみです🌈


今朝いきなり雷の大雨が降った葉山ですが
すぐに晴れてとっても暑くなってきました。


さて、夏休みの奄美大島から戻って
もうすぐ9歳の次女ほ
一昨日、久しぶりのフリースクールの日。

この日は布ナプキンをみんなでチクチク作るというワークショップの日で
私も朝から一緒に参加して
お昼ご飯前まで次女とみんなと一緒に過ごしました。

長女出産後の生理再開の時から
15年以上布ナプキンを使っている私ですが
途中次女の出産があって重度の産後うつで廃人のようになっていたり
布ナプキンを持ち歩くのが面倒で
コットンタイプのナプキンを使っていたりして
完全布ナプキンではなく
いまだに完璧に経血コントロールもできないのですが

久しぶりに布ナプキンと経皮毒の話を聞いて
また、初めて自分で使うナプキンを自分で作るという経験は
とても楽しかったです。

また、子どもたちのいつもの姿も見られて
まだ生理を知らない男の子たちも
「で、布ナプキンって何んなの~?」なんて言いながら
みんなで一緒に無心にチクチクする時間が
すごくいい時間でした。


で、久しぶりのフリースクールが楽しかったのか
本当は今日は行く予定ではなかったけれど
行きたいと言い出し
行くことにしたのはいいのですが・・

今朝は家を出る前から
「怖い」
「一人で行くの怖い」

とテンションがかなり低い次女・・

大雨の中車で送って行き
向こうについたところでちょうど止んでよかったね~
なんて言いながら入っていったのに

そこからバイバイするまでが・・

長い・・長い。。。


学校の時と同じ
私の後ろに隠れてモジモジ
「無理、怖い」
と繰り返し
フリースクールの代表の方が
優しく辛抱強く
「一緒に行こうよ、今日は何をしようか?」

と声をかけても
私の後ろからちらりと出てくるだけで・・


さすがにそのやり取りが長すぎて
私も限界、、
ブチ切れそうで
「行きたくないなら帰ろうよ」と言っても
それも嫌な次女。

行きたいのにうまく行けない

という学校と全く同じパターンに
結局それは学校からフリースクールに変わっただけで
何も変わっていない、と思うと
私は本当に苦しいのでした。


行きたくないなら行かなければいい

送って行って駐車場に停め
連れて行って
行くまでに家を出てから1時間以上がたっていて・・

フリースクールについてからも40分以上たっていて・・

うーーーー
私の午前中がーーーーー
終わるーーーーーー涙


何なんでしょう?
時間を送迎と朝のモジモジに削がれることが
本当にストレスで

時間を無駄にしたくない

という私の性分が、どうしても無理で
本当にしんどいのです。


そしてこれをもう2年以上やっていること
同じことを繰り返していることも
本当に嫌なところ。

で、最近
インスタのDMなどで
「ともみさんにフリースクールのお話聞きたいでーす!」
みたいな連絡をいただくことが多くて

なんだかちょっともやもやしています。


これまで自分が経験してきたことは
惜しみなくみんなにシェアしているのだけれど
こと、この学校へ行かないという選択と
フリースクールに関しては
ほいほいにこにこと軽く話したくない

ちょっとブラックともみになってしまいます(笑)

もし本当に学校へ行くことに困っていて
聞きたいなら
ちゃんとアポ取って私と約束して聞けばいい
私はいつでもオープンだし
イベントにも出ているのだから会いに来たらいい。

でもそれには来ず、アポも取らず
自分のテリトリーから
お話聞きたいでーすというのは、ちょっと「どうなの?」と思う。

また、
「毎日学校へ行くのは無理って子供が言っているんですよね~」
という中途半端な相談もある・・

じゃ、休めばいいんじゃない??


と思っちゃう(笑)

私から何を聞きたいんだろう、
私になんて言って欲しいんだろう?

あーなんか辛口ですね~、今日は本当に(笑)


軽く
いいフリースクール見つけたよ~
みんなも行ってみたら~
といえるほど
簡単ではなった私たちの2年間

紆余曲折あり
私が自分で調べて電話して
たくさんの人に会いに行って
いろんなところに相談に行って
行政にも
カウンセラーにも学校にも
何度も相談して
親子で教室の前で泣いてたこともある
教室で朝の会に立ったまま参加したこともある

という葛藤と悩みの日々を過ごしてきて、

いま

がある。


素晴らしいフリースクールに出会ったけれど
それは簡単な道ではなかったし

ゴールでもない。


今朝の彼女を見て私はまた苦しくて
頭のなかがギューーっとなりました。

どうして楽しく行けないんだろう?

何がそんなに怖いんだろう?

彼女の感じること
頭のなかがわかったらいいのに、私には理解できない

ただただ笑っていて欲しい、だけなのに、、


本当に苦しいのです。


でもね
それもフリースクールの代表の方と夕方お迎えの後話をして
わからなかったいろんなことが見えてきました。


彼女が「怖い」
というのは
みんなの輪に入るのももちろんなんだけど
自分がいない間にママがいなくなっちゃったらどうしよう
と怖いらしいのです。


その分離不安は

彼女のせいじゃなかった

私のトラウマ、大好きな人が急にいなくなってしあうかもしれない
という恐怖を
ずっと抱えてきたのは彼女ではなく
私だったのです。


母が癌で急逝して
10年くらいかかってその心の傷をいやしてきたと思ったけれど
まだまだ
こういう形で表れてくるんだな、と
妙に素直に受け止めています。

子どもは鏡

私が見ないようにしていること
見たくないことを
ちゃんと見せて教えてくれる。


学校へ行かないという選択をした後
フリースクールに行くことがゴールではありません。

そこからがスタート。

あたらなる親子のスタート

私の成長
彼女の成長

本当に人生は学びばかりだと
そして辛いときはいつも誰かが手を差し伸べてくれる
だから私はその手をちゃんとつかんで
助けてもらおう。
支えてもらおう。
できないときはできない、とちゃんと言おう。

子育てはひとりではできないから

ましてや
学校になじめない子と家で過ごすこと
ホームスクーリングなんて簡単に一人でできるものではないから

みんなに助けてもらって支えてもらって
親子で前を向いて進んでいこう、と

心新たに思うのでした。




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