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『好き』な事で生きていく

お疲れ様です。
村井 翔です。

皆様は『好き』な事はありますか?
夢中になって時間を忘れて過ごしたり、寝ても冷めてもその事だけを考えたり、ワクワクが止まらないという事はございますか?

始まりから突飛な問いを投げてしまい、申し訳ありません。
なぜこの様な始まりになったかというと、最近色々と考える中でどうやら私には『好き』な事が見当たらないのです。
全くないと言えば嘘になりますし、人並みに好きな事はもちろんあります。ただ人様に堂々と胸を貼って言える『好き』な事がないです。

私は37歳、既婚、二児の父親でありながら人生の迷子になっています。
なぜ『好き』が人生から抜け落ちてしまったのでしょうか?
『好き』があれば人生の迷子にならなかったのでしょうか?
私の人生と『好き』について考えてみたいと思います。

幼少期、幼年期に好きだった事はありますか?
この時期に好きになった物や事が大人まで持ち越せるのかなと思い、思い返します。

私は学校の勉強や学習から好きになる物はなかったです。成績が普通だったので好きでも嫌いでもなかったです。
また運動音痴だったので野球、サッカー等の運動も好きにはなりませんでした。
ではマンガ、ゲーム等の遊びからは?
人並みに流行りに乗っかってはいましたし、楽しんでいました。
現在も所持してまでは読みませんが、マンガは趣味と言えるぐらい読んでいると思います。ただマンガのセリフを一言一句覚えるぐらいハマる事もないですし、グッズを購入したり、最新刊が出る度に収集する事もありません。
ゲームは社会人になってからは全くというほどしていません。
ソシャゲが流行った時はやってみましたが秒で飽きて、どうやってアンインストールしたかもすら覚えていないぐらいです。

でも上記の中で私の生き方を表している物があります。
それは『ゲーム』です。
人並みに流行りのタイトルが出た際にはプレイしてましたが、みんなと違うところがありした。私はほぼ全てと言っていいぐらい全てのゲームを攻略本、裏技本を持ってプレイし、より効率よく、抜け漏れなく1回だけクリアするという事をやっていました。何回もクリアする例外があるとすれば『強くてニューセーブ』が出来た『クロノトリガー』ぐらいではないでしょうか?
今考えると私のゲームの遊び方はゾッとしています。
ゲームの醍醐味は自分のレベルを上げて、新しい技や新しい魔法、装備を揃えて進めていき、難所、難敵に返り討ちにされて試行錯誤し、先に進んでいる友達にアドバイスをもらい進めて達成感を得ていく物だと思います。
ただ私は攻略本片手に作業をしていただけでした。
それでも十分楽しんではいましたが、自分の力でクリアしてきた時の楽しみとは雲泥の差があると考えます。

こうなった理由があるとすれば幼少期、幼年期から私は『マイナス評価』で生きてきたという答えが出ます。そうでなければ理由がつかないぐらいです。
何か1つの事を好きになって突き詰めて考えて、行動して100点満点中、120点、150点、200点を出して、人としての総合点を500点とるのと、100点は取らなくていいけど全てを満遍なく平均点をとって500点をとる方がクールぐらいに思っていたはずです。
今となっては思うのは100点を超える発想がそもそも無いので、飛び抜けた存在になっていない。
好きの気持ちを100点で抑えて考えているので、100点の手前の90点、80点ぐらいで好きの気持ちを抑えている。
なので私の『好き』は飛び抜けた物になっていないという事だと考えます。

いつの間にか染み付いていた『マイナス評価』の理由はまた後日探すとして、現状の私がする事は自分の『好き』の評価を上げるために『プラス評価』に生き方を改めて、100点越えをした自分をまず『好き』になるところから始めてます。

あと大事な事がもう一つ。人生には攻略本もリセットボタンも無いという事も改めて認識して、残りのプレイ時間を充実させます。

皆様、長々とありがとうございました。



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