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#79 手話サロン「ひるかめ」の楽しみ方

こんにちは。手話サロン「ひるかめ」スタッフの小熊です。
ひるかめは、にいまーるが毎月第4土曜日に亀田駅前地域交流センターで開催している手話の交流イベントです。
今回は、ひるかめの意義楽しみ方について、ご紹介したいと思います。

ひるかめの活動については、過去の記事でも紹介しているので、詳細を知りたい方は、そちらをご覧ください。


手話カフェ+αの場に

手話で注文や会話ができる「手話カフェ」。
東京や大阪などの都市部では新しいお店がじわじわ増えてきています。私も行ってみたいお店がいくつかありますが、新潟ではまだ普及していないので気軽に行くことができません。
手話を学んだけど使う場がない、という人はたくさんいると思いますが、そんな方にひるかめをおすすめしたいです。

ひるかめは手話での交流に加え、分からないことをスタッフに聞きながら学ぶことができるので、「手話カフェ+α」の場として楽しんでいただけます。

参加したことがある方、そしてこれから参加したいという方により楽しんでいただくために、2つのポイントをご紹介します。

ポイント① 始まる前の時間を楽しむ

ひるかめは開始30分前から受付をしています。開始ギリギリに来る方も多いですが、中には早い時間に来てスタッフと手話でお話している方もいらっしゃいます。1時間の活動だけでは物足りないという方は、会場準備を終えて手持ち無沙汰にしているスタッフを見つけてお話してみてはいかがでしょうか。

ポイント② 隙間時間に参加者と話す

ひるかめの参加者は、県外から来られる方、大学生、手話奉仕員養成講座受講生など、様々なバックグラウンドを持つ方がいらっしゃいます。
毎回自己紹介の時間を取れるわけではないので、人となりが分からないまま活動が終わってしまうことも多々あります。手話だけで交流していたので、「あの人聴者だったの?ろう者だと思ってた!」なんてことも。グループに分かれる時や片付けのタイミングなど、隙間時間を使ってぜひ交流してみてください。


今後の展望

グループ活動について、初歩的なことは身についたのでもう少しステップアップしたいという方には、上のグループにぜひ挑戦してみてほしいです。本来、レベルに応じて3グループに分かれて活動を行いますが、スタッフの都合がつかず、最近は2グループのみとなっています。上のグループに入っても皆様に楽しんでいただけるようサポートに入っていますが、スタッフの力だけでは全員を見ることができません。

交流がメインの場だからこそ、スタッフ↔参加者という関係だけではなく、参加者↔参加者という関係で教え合う形が理想だと思います。皆様のお力を借りながら、楽しい時間を共有していければと思いますので、分からない顔をしている参加者がいればぜひフォローしていただきたいです。

先ほど書いたとおり、ひるかめの活動は1時間なので、少し物足りないという声もいただいております。そこで、今後は活動後にお茶を飲みながら感想などを自由にお話しできる「お茶タイム」を導入する予定です。グループが別で話せなかった参加者とも、この時間で交流できたら幸いです。

2018年から始まり、6年目となる「ひるかめ」。
今後も皆様の意見をもとにアップデートしていきたいと思いますので、ぜひお立ち寄りください。



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文:小熊一生

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