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映画感想:カミノフデ ~怪獣たちのいる島~

今回の作品

今回の話題は、
映画感想:カミノフデ ~怪獣たちのいる島~

感想
カミノフデを鑑賞しました。
この前段で、
温泉シャークをみておりましたが、
温泉シャークにはサメや特撮に
愛を感じました。
本作も非常に特撮への
愛を感じる作品でした。

まず、
主役の鈴木梨央さん、
演技が良かったなあ。
最初のちょっと荒れているところから
考え方が変わっていく部分が
表情・声色から
伝わってきました。

特撮経験者枠で、
何人か登場されましたが、
釈さんがマンホール好きな設定って、
マンホール女優だからか?

他にも
楢原嵩琉さんが演じられた役も
印象的なキャラクターでした。
本当にオタクっぽさが、
なんかわかるわーと
呟いておりました。

怪獣の登場シーンに
関しては特撮の技法が
表現されており、
どこか平成特撮の懐かしさも感じつつ、
今の技術が活かされておりました。

で、本作でも思うのですが、
リアルに対する準備をしていると感じました。
温泉シャークでもこの準備がされていて、
それがサメ映画・バカ映画ということ。
カミノフデでは、
それがファンタジー・空想世界ということが、
その準備にあたるのかなと思います。
それで特撮を
受け入れやすいように
調整していたように思えました。

ラストへの流れ、
あの展開は読めないなあ。

本作のテーマとしては、
継承なのかなと感じました。
本作ができたことも
継続しなければ成立しないし、
それは今後も繋がっていく。
一時期は、
業界自体が波乱に満ちた状態でしたが、
ここまで繋がっていけた。
危機意識があれば、
こんごも紡いでいけるんじゃないかと
思いました。

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