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新潟の郷土料理「のっぺ」

今日は1月31日。
新年を迎えて、もう1か月が過ぎようとしているんですね。
早いものです。

「あけましておめでとう」と言っていたのが、もう数か月も前のことのように感じてしまうのは私だけでしょうか…。
1か月前のお正月にやや食べ過ぎた私は、1月中に体をメンテナンスすると決めていたはずでしたが、その1月がもう終わりを迎えようとしているとは…。

皆さんは、お正月にどんなごちそうを召し上がりましたか。
暮らす地方や生まれ育った故郷によって、お正月の食卓を彩る料理に違いがあると思います。私の故郷新潟は、郷土料理「のっぺ」を食べます。

新潟に暮らす方や新潟出身の方の中には、お正月に食べたという人もきっといらっしゃいますよね。

「のっぺ」は、新潟でも各地域によって入れる具材が異なったり、材料の切り方に違いがあったり……。各家庭で代々作り続けている、その家の“スタイル”みたいなものがあるようです。

「のっぺ」の主人公は、なんといっても「サトイモ」。
これはどちらの家庭でもマストに入っている具材です。そのほか、野菜やキノコなどを上品な薄味で煮ます。お出汁には、貝柱や鶏肉、新巻サケなどを各家庭の好みで使うようです。抱えるのも大変なほどの大鍋でこれを煮て、何日もかけて楽しむのです。


実家の母が作る「のっぺ」


彩り豊かな「のっぺ」は、お正月はもちろん、新潟ではお祝いの席などにも登場します。そして、新潟県内(特に下越地方)の温泉宿に宿泊すると、夕食のお膳の中でも時々出会うことがあるんですよ。でも、作り方はとても簡単なので、ぜひたくさんの方に作ってその味を試していただけたらと思います。4人家族でお楽しみいただける具材をご紹介しますね。

【のっぺ】4人分

・ホタテ貝柱(乾燥) 2個
・干しシイタケ    2枚
・タケノコ水煮    80g
・サトイモ      4個
・ニンジン      40g
・こんにゃく   1/2枚
・かまぼこ      40g
・ギンナン水煮  適量
・塩サケ     100g
・イクラ     適量

【お出汁】40ml
・しょうゆ   大さじ2
・酒      大さじ2
・塩      小さじ1/3
・みりん    大さじ2

この「のっぺ」のおいしさを通じて、郷土料理の魅力をお伝えしていきたいな…としみじみ感じました。ぜひ皆さんも、作ってみてください。



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