第54回（令和4年度）社労士試験合格発表～勇者たちへのメッセージ～

本年の社会保険労務士試験受験生の皆様、お疲れ様です。にぃ猫です。
遂に、10月5日、本日合格発表の日を迎えました。
合格の喜びに浸っている方、そして惜しくも不合格となった方、様々な思いが、本日、駆け巡っております。
まずは、一つの区切りを迎えたことに、お疲れ様の一言を送らさせて頂きます。今日のnoteでは、合格発表を迎えたことによって、自分の思いを綴らさせて頂きます。

１．総評

合格発表の結果、今年の合格率は5.3%と昨年比△2.6%となりました。
また、基準点も同時に公表されました。

選択式については、救済無しの27点、択一式も救済無しの44点。
これは、昨年と比較して、選択式は+3点、択一式は△1点ということになります。

最も救済可能性が高かった、選択式の社一については、平均点が2.5点、得点分布で見ると、1点以下16.6%、2点以下49.3%となっており、今年は原則を貫いて、救済無しになった模様です。

平均点で見ると、選択式はトータルで21.8点から24.6点と2.8点アップし、択一式は、32.3点から30.9点と1.4点マイナスとなりました。

択一式の科目別に注目すると、最も平均点が低かったのが国民年金法だったことから、明らかに時間切れの方々が多かったというのが見て取れる結果になったということになります。

いずれにしても、この厳しいと感じる結果にて、涙を呑んだ方も多いと思います。そして逆に、前例が殆ど無い、選択救済無しという状況の中で合格された皆様は大いに誇りを持ってください。

２．惜しくも涙を呑んだ方々へ

今年の試験で涙を呑まれた皆様、お疲れ様です。
しかし、１年努力して、そして試験に臨まれて、結果を受け止めた皆様は確実に合格に向けて一歩進んでおります。この経験は無駄にはなりません。
この経験と悔しさを胸に、前向きに進めて頂きたい。

基より、社労士試験というのは、合格発表の瞬間まで安心しできない試験であり、合格基準点が毎年変動することによる苦しみがあります。
そのため、救済を期待して待たれていた方々にとっては、非常に辛い日々であり、結果として落胆されている方も多いことは容易に想像つきます。

来年に向けての戦いはここから始まったとも言えます。
すぐに気持ちを切り替えることは、正直難しいと思います。しかし、多くの受験生は前に進んでいるのもまた事実です。この経験を無駄にしないためにも、そして来年には歓喜の声を上げるためにも、一歩前進して頂きたいと切に思っております。僕は挑戦し続ける皆様を応援してまいります。

３．合格した方々へ

本日は、本当におめでとうございます。
皆様は、これで、社会保険労務士になるべきチケットを手に入れたことになります。苦しい受験時代、そして苦しい試験、最後の発表までの時間、全てが良き思い出となる瞬間が訪れたかと思います。

喜びの声とともに、世界が広がっていくことを実感することが増えていきます。そして多くの出会いも待っております。
僕自身、勤務登録社労士として、11ヶ月になりますが、まさしく、人生が変わったという風に感じることが出来ました。
そして、多くの仲間が、開業・勤務を問わず、社労士資格を活用して、この厳しい世の中で戦っております。

これからがスタートです。
僕自身も、皆様と交流を持っていければと思っております。
焦らずに、そして、共に歩んでいきましょう。

４．受験生向けLINEグループのご案内

僕は、受験生向けLINEグループを立ち上げております。
現在、50名近くの参加者がおります（参加待ちの方も含めて）。
ここでは、受験生同士のコミュニケーションと受験生向け勉強会を開催しております。また、僕自身の個別相談もお受けしております。

来年に向けて、戦おうと思う方は、是非ご参加ください。

５．10月8日のオンラインイベント

10月8日は、クレアールの講師である北村庄吾先生が開催するオンラインイベントに午前・午後の両方に参加いたします。
ここでは、午前中は、「勤務社労士の在り方」についてお話しするとともに、午後は、受験生向けに今年の本試験の徹底解説と北村先生が主催する勉強会のガイダンスに参加します。

良かったら、皆様ご参加ください。