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イヴは何でもない平日だけどHappyだ

 クリスマスは何かしますか。
私がよく話す外国籍メンバーにこうきくと、

お子さんがいる方は「プレゼントをあげます」
若い子は「ケーキを食べます」
と言っていたが、大半の意見として
「特に何も」「いつもと同じ日」と返ってきた。
私と同類の人が世界にもいるんだと感じ、嬉しくなる。

チキンを食べるわけでも
ケーキを食べるわけでもない。
今年は週末にかかっているから
いつもと同じ週末。
今週も頑張ったねと自分をねぎらう日。

日本では "恋人が街にあふれる日"のようなイメージがあるが(笑)
クリスチャンの方々は家族と過ごす日なのだそうだ。
台湾などは日本と同じように恋人の日のような感じらしい。

日本は無宗教の人が多いから
Xmasをもはや独自の「クリスマス」として成立させているが
宗教によっては取扱注意になる。
日本語学校ではXmasの例文を出したり
話題を振るのは宗教的配慮からしないそうだ。
その対象で代表的なのはムスリムの方々だ。

 中には自分の信じたい部分だけ信仰するという
ライトな宗教スタンスの国や人もいる。
 先日ウズベキスタン(→主にムスリムの国)の映像を見たが、
人がたくさん集まるマーケットに大きなクリスマスツリーと
サンタさんの人形があった。
ウズベク人によれば、家庭によって様々だという。
まったく何もしない家庭もあればイベントとして楽しむ家庭もあると。

 私が最近話すメンバーは一部仏教であとは無宗教だから
この頃は特に気を付けていないが
信仰が厚い方がいると脳みその今まで使っていなかった部分を動かすような感覚で異世界である。

 Merry Christmas(Happy Christmas)は「クリスマスおめでとう」の他に
「いいクリスマスを」にもなる。
そして最近は多様な宗教を考慮してHappy Holidays!とも言う。
【↑辞書調べ】
何か特別な事をしてもしなくても世界中の人がHappyになる権利がある
と言われているような気がしてクリスマスの偉大さと寛大さを感じる。

今夜、世界中の皆さんから私のもとに
「メリークリスマス」のメッセージが届いている。
最高のプレゼントだ☆彡
だから私も心を込めて贈る。
「メリークリスマス!!」


【タイトル画像は「みんなのフォトギャラリー」より
クリエイター:via myroomさんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございます。】

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