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何よりも優先される宗教

あ~恐ろしい。
私の中ではほぼ毎日このnoteを書いている気分だったのだが
年が明けて今回がなんと2回目(笑)。
特に体調を崩してもいないし、
周りにそれ相応の人もいないのに行動制限がかかり、
あちこち予定変更に関する連絡を無限ループする日々。
どうやら脳みその中だけでnoteしていたようだ。
それかパラレルワールドか!?(笑)

さあ、気を取り直して
今日は私が国内で接触した衝撃について書こう。

私が外国籍の方々と接するようになった当時、
初めに衝撃を受けたのは
「ラマダーンがあるのでしばらく休みます」。
地域の日本語教室でその日の終わりに、ある学習者さんから言われた。
無知でただのお手伝いだった私の頭の上に?マークが大量についた。
その方の担当スタッフさんにお伝えすると微笑みながらうなずいてらっしゃった。新入りの私へ何かのジョークかと思ったが、その次から本当に来なかった。

別の出来事。
上記の少し後、親子で集える場にて、ティータイムにお茶とお菓子が出た。
あるママさんが英語で私に「これは何が入っているかわからないからいただけません」というようなことを伝えてきた。子どもにお菓子を食べさせない方針の親御さんは国籍問わずいる。これはママが食べていいんですよと伝えると、私も食べられないと。危ない物は入ってないですよ、アレルギーを引き起こすような物も入ってないとくれた方が言っていたので大丈夫です、と食べたり飲んだりしてみせて安全性をお見せしたのだが、私が思う安全・大丈夫と、彼女が思うそれは異なるのだとその直後に知らされる。
「信仰宗教上、正体不明の物は食べられません」と。
そのお菓子を出してくれた方にお菓子のパッケージをお借りして、裏にある原材料名を伝えてみたら、何か宗教センサーが引っかかるものがあったらしく、結局日本のお茶と有名菓子は食されずに終わった。

また別の出来事。
会う予定だった日にドタキャン。
理由は「教会で話し合いがあります」。


無宗教で育ってきた私には何が何だかさっぱりわからなかった。
人の善意を何だと思っているんだ!!とさえ思った。
相手の残念そうな表情を見て考えを改めた。
別に誰が悪いわけでもない。
この理解しがたい状況の根源は何なのか調べてみようと。

都合良くテレビやラジオで無知な人のための宗教解説があるはずもなく、書籍や通信教育の科目で学ぶことにした。とりわけ私に合ったのは放送大学の該当科目だ。高橋和夫教授は随所に皮肉コメントが混ざるので面白かった。

知れば知るほど宗教は奥深く、私には到底理解できないものだと感じた。
また、すごく繊細な事物のようにも感じて軽はずみで色々言えないなと。
でも知ることはできる。
少しずつ知っていく中で、あの時あ~言われたことはこうだったのか、あの時あんな行動をしてたのはこれが所以かと、まるで謎が解けていく感覚だった。

宗教の内容については私は専門家ではないため詳細を記すのを控えることにする。代わりに私が経験した異文化接触ならここに書ける。これらの事例を設問として、興味を抱いた方は謎解きをしていただければと思う。
ここに出した事例はほんの、ほんの、ほんの一部だ。今後も書けることは載せて日本もこんなに国際色豊かな国になったんだという感覚を皆さんと共有していきたいと思う。


タイトル画像は「みんなのフォトギャラリー」より
クリエイター:Aomy.さんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございます。

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