見出し画像

フランス語圏のおすすめアート | 日本で鑑賞できるフランスのアート展示 (2022年10月・11月)

『フランス語圏のおすすめアート』4回目の特集です!🎨
2022年10月-11月の期間で、日本で鑑賞できるフランスのアート展示をご紹介します。フランス語圏のアート展示で芸術の秋を堪能したいですね🍁
実際に鑑賞された方は、コメントにて感想もお待ちしております✨

🎨🎨🎨🎨

日本で鑑賞できるフランスのアート展示 (2022年10月・11月)

◾️ ロートレックとミュシャ  パリ時代の10年

日程:2022年10月15日(土)~2023年1月9日(月・祝)
会場:大阪中之島美術館 4階展示室
〒530-0005  大阪府大阪市北区中之島4-3-1
入場料:一般 1,600円 (団体 1,400円) 、高大生 1,300円 (団体 1,100円) 、小中生 無料
※チケット事前購入はこちら

本展は、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901年)とアルフォンス・ミュシャ(1860-1939 年)が芸術の都パリで活躍した1891年から1900年までの10年間に焦点を当て、二人が共通して取り組んだ石版画ポスターを中心にご紹介するものです。 ロートレックは1891年に第1号ポスターとなる《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》を制作、その約3年後、ミュシャも第1号ポスター《ジスモンダ》を発表しました。これを機に、いずれも時代の寵児として活躍していきます。

二人とも第1号ポスターで脚光を浴びましたが、その活動拠点は、ロートレックがモンマルトル、ミュシャがモンパルナスとセーヌ川を挟んで隔たり異なっていました。本展では、アトリエ、印刷会社、クライアントなど作品制作をとりまく様々な点にも着目し「よき時代(ベル・エポック)」の双璧をなす二人のポスター作家の実像に迫ります。 
大阪中之島美術館「ロートレックとミュシャ  パリ時代の10年」より一部引用
© 大阪中之島美術館「ロートレックとミュシャ  パリ時代の10年」

👉公式HPをみる

🎨🎨🎨🎨

◾️ ジャン・ジュリアン「The Departure」

日程:2022年10月26日(水)~2024年春(予定)
会場:GINZA SIX 2F 中央吹き抜け
〒104-0061  東京都中央区銀座6丁目10-1
入場料:無料

銀座エリア最大級の商業施設「GINZA SIX」は、2022年10月26日(水)~2024年春(予定)までの期間、施設中央に位置する吹き抜け空間において、多彩なイラストや、写真、動画、インスタレーションの制作など幅広い分野で活躍しているビジュアルアーティスト、ジャン・ジュリアンによる新作アート「The Departure」を展示します。
(一部省略)
2021年の個展で生まれた「PAPER PEOPLE」は「自分を生み出そうとしたクリエイターに見捨てられたことに気づき、心細さから、紙で仲間を生み出そうと閃いたキャラクター」だ。今回のGINZA SIXでは地上から離れ空飛ぶ紙の絨毯に乗って、世界を探検する旅へ出発するというテーマ。大小様々な5つの絨毯に乗った「PAPER PEOPLE」が自由自在に吹き抜け空間を飛び回る。
そのタイトルは「The Departure」。すなわち「出発」を意味する。GINZA SIXでは実際には紙でなく、金属製の素材を使った「PAPER PEOPLE」が、ジャンのアートとして初めて宙を舞う。
2022年9月2日<GINZA SIX 中央吹き抜け新作アート> プレスリリース
ジャン・ジュリアン初の宙に浮く作品「The Departure」より一部引用
2022年10月24日(月) 中央吹き抜けアート架け替え「Behind the scenes」
2022年10月24日(月) 中央吹き抜けアート架け替え「Behind the scenes」

👉プレスリリース

🎨🎨🎨🎨

◾️ ヴァロットン─黒と白

日程:2022年10月29日(土)~2023年1月29日(日)
会場:三菱一号館美術館
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
入場料:一般 1,900円 (日時指定前売券 1,700円) 、高校・大学生 1,000円、小・中学生は無料 
※チケット事前購入はこちら
※休館日、割引キャンペーンほか、詳細は公式HPをご確認ください。

19世紀末のパリで活躍したナビ派の画家フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)は、黒一色の革新的な木版画で名声を得ました。独特の視点と多様な表現、そして卓越したデザインセンスをもつヴァロットン作品は、まるで解けない謎のように今でも私たちを魅了してやみません。中でも真骨頂ともいえるのが、木版画です。
三菱一号館美術館は、世界有数のヴァロットン版画コレクションを誇ります。希少性の高い連作〈アンティミテ〉〈楽器〉〈万国博覧会〉〈これが戦争だ!〉の揃いのほか、約180点のコレクションを一挙初公開します。黒と白のみで作り出された世界に焦点をあて、未だ捉えきることができないヴァロットンの魅力に迫ります。また、当館と2009年より姉妹館提携を行うトゥールーズ=ロートレック美術館開館100周年を記念した、ロートレックとの特別関連展示も併せてお楽しみください。
三菱一号館美術館「ヴァロットン─黒と白」より一部引用
© 三菱一号館美術館「ヴァロットン─黒と白」

👉公式HPをみる

🎨🎨🎨🎨

◾️ パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂

日程:2022年11月5日(土)~2023年2月5日(日)
会場:アーティゾン美術館
〒104-0031  東京都中央区京橋1-7-2
入場料:一般 2,000円 (ウェブ予約チケット 1,800円) 、高校・大学生・障がい者手帳をお持ちの方は無料 (要予約) 
※ウェブ予約チケットはこちら

パリ・オペラ座は、バレエやオペラの輝かしい殿堂としてよく知られた劇場です。ルイ14世によって1669年に設立されたパリ・オペラ座は、その歴史を通して台本作家や作曲家、美術家に、芸術的な進展や技術的な革新を可能にする表現を常に注文してきました。この展覧会では、パリ・オペラ座の歴史を17世紀から現在までたどりつつ、さまざまな芸術分野との関連性を示すことで、その魅力を「総合芸術」的な観点から浮き彫りにします。特に対象とする時期は、19世紀から20世紀初頭。これはロマンティック・バレエ、グランド・オペラ、バレエ・リュスの時代にあたります。フランス国立図書館をはじめとする国内外の約250点の作品により、芸術的、文化的、社会的な視野からパリ・オペラ座の多面的な魅力を紹介し、その歴史的な意味を明らかにします。パリ・オペラ座と諸芸術との多様なつながりをテーマとする、これまでにない新たな試みです。
アーティゾン美術館「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」より一部引用
© アーティゾン美術館「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」

👉公式HPをみる

🎨🎨🎨🎨

今回ご紹介した展示は、どれも来年1~2月まで実施予定ですので、
時間のある際にぜひ足を運んでみてください✨
最後まで読んでいただきありがとうございました!

・・・

🎵おすすめ楽曲🎵
今回は、2022年に最新アルバムを発表したアーティストの楽曲からおすすめを選びました!
Izïa (イジア) の「Mon cœur」をご紹介します!
Izïa は、フランス・パリ出身の女性歌手で、音楽だけでなく、俳優としても活躍する多才なアーティストです。
今回ご紹介する楽曲「Mon cœur」は、2022年3月に発表したの最新アルバム « La Vitesse (スピード) » の収録曲です。
Izïa は、11月以降フランス国内を中心にツアーを予定しているので、フランスに行く機会がある方は是非チェックしてみてください✨

◾️nihongo_françaisプロフィール
某大学のフランス文学科で出会った仲間3人で、フランス語・文化情報メディア、『nihongo_français』(ニホンゴ・フランセ)を作りました。
20代のメンバーそれぞれの視点で、フランス語勉強やフランス語圏の様々なテーマを取り上げ、ざっくばらんに書いていきます。

お問い合わせは、InstagramのDMよりご連絡ください。
Instagram:@nihongo_francais
créé par Lolo, Angèle, Pomme

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?