【海外移住】ヨーロッパで急増中！日本脱出できる”デジタルノマドビザ”とは？ 前編
はじめに：注目を集める「デジタルノマド」
日本脱出会議の6回目では、海外でノマド、フリーランスとして働くために必要なビザが取得できる国について、興味深い情報が紹介されました。
本編動画はこちら👇
ノマドワーカーの増加
デジタルノマドと呼ばれるノマドワーカーの数が増加しています！
現在は55、6の国が参入しています。
初めてこのビザを導入したのは、2020年にコロナウイルスの影響で収入が落ちたエストニアでしたが、現在も増加傾向にあります。
そもそも、海外で就職するということは、その国からみるとあまりメリットはありません。なぜなら、就労すると、その国の仕事を奪うことになってしますからです。
しかし、
デジタルノマドであれば、そこにいながら多くは外国の仕事をやっています。そのため、その国にとってはデメリットがなく、家賃や税金は納めてくれるなどというメリットがあるため誘致する国が増えています。
デジタルノマドビザは、
観光で訪れるような期間制限のあるビザとは異なり、
1年から5年程度の滞在が可能です。
デジタルノマドビザは選択肢を広げる
このようなビザは、フリーランスや起業家にとって理想的であり、ビジネスを展開する上で重要な法的手続きを簡素化する助けになることが期待されます。
海外で働くことは、その国にとってもメリットがあり、誘致合戦が起きていることがわかります。例えば、英国やタイなどは、デジタルノマドビザを取得するための簡素な手続きを導入しており、海外からのノマドワーカーを引きつけようとしています。
また、ビザを取得するのが難しい人にとっても、デジタルノマドビザを取得しやすい国が存在することが紹介されました。
これにより、より多くの人々が海外で自由に働くことができるようになり、より多様な文化や経験を得ることができるでしょう。
これらの情報は、今後ますます増加するであろうデジタルノマドワーカーにとって非常に有益であり、海外でのビジネス展開を計画している人にとっても、重要な情報源となることでしょう。
エストニア：デジタルノマドビザを生んだ国
デジタルノマドとは、場所を問わずに自由に仕事ができるワーカーのことを指します。自由な働き方が可能になったことで、世界中の多くの人々がデジタルノマドに転身し、自分の好きな場所で仕事をすることができるようになりました。このような働き方が可能になった背景には、ビザの制度改革があります。
2020年、コロナ禍の影響で収入が落ちたエストニアが、
世界で初めてデジタルノマドビザを導入しました。
当初は、外国人にも自国で仕事をしてもらおうという狙いがありました。
しかし、
コロナ終息後もデジタルノマドビザの需要が増え続け、エストニアがデジタルノマドにとって魅力的な国であることが広く知られるようになりました。
多くのスタートアップや起業に注目の国
エストニアは、ビジネスにおいても有利な環境が整っており、スタートアップ企業を含む多くの企業が国内外から注目されています。さらに、政府の手続きもオンライン上で完結するため、デジタルノマドにとっては働きやすい環境が整っています。このような環境が整っていることで、エストニアはデジタルノマドにとって魅力的な国の一つとして挙げられるようになりました。
デジタルノマドビザのメリット
実は、先進国ではない国の人々も、このビザを利用して働いている人々がたくさんいます。
例えば、インドから出ているワーカーの中には、ITスキルを持っている人々も多く、高収入を得ています。しかし、インドのパスポートを持っているために、どこに行くのも大変なのです。
銀行口座/運転免許証を得られやすい
このノマドビザを利用するメリットとしては、現地で銀行口座を作りやすいことが挙げられます。また、外国で運転免許証を取得し、書き換えることができる国もあります。これらは永住権につながることもあります。例えば、メキシコ、ノルウェー、ポルトガルなどがその例です。
スキルよりも収入で判断される
このノマドビザを利用するには、最低月収が決まっている国も多く、その額には国によってばらつきがあります。安いところはまったくありませんが、高いところでは月に120~130万円以上稼がなければ入国できない場合もあります。これらの国では、働いている証明を出す必要があります。
ITワーカーの場合
ITワーカーの場合は、適格性要件があり、ITワーカーであることを証明する必要があります。これまでに作成した作品などを出す必要もあります。
最低月収がない国では、銀行口座の残高を示すだけで済むこともありますが、そのような国は非常に少ないです。
このノマドビザを利用するには、それなりの手続きが必要ですが、利用することで、海外で働くことが可能になるかもしれません。日本人も、このノマドビザを活用して、新しい働き方を見つけてみることはできるのです。
国による税金制度の違い
スキルよりも収入面の方が重要だという点を踏まえ、国によって異なる条件を考慮する必要があることが述べられています。特に大きな違いは、稼いだお金に対して税金をとる国と取らない国があります。ちなみに、税金は全く支払わなくていい国はカリブ海周辺に多いです。アンティグア・バーブーダ、バルバドス、バミューダ、キュラソーなど。
また、ヨーロッパの国でもデジタルノマドビザに限って無税としている国が何か国かあります。ギリシャ、クロアチアなどです。しかし、ビザを取得するための手続きが煩雑であり、長期滞在を前提とした移住者に適しているとされます。
ビザ取得においては、スキルよりも収入面が重要であるとされ、毎月の収入がどれだけあって、その国に迷惑をかけないかが見られることが多いようです。
日本人のデジタルノマドにおける長期滞在に関しては、ビザの申請や手続きに時間がかかることから、長期滞在する国を選ぶことが重要となります。日本人の場合、観光ビザで長期滞在が可能な国もありますが、1年以上滞在できる国はジョージアとスバルバル諸島の2つです。
また、日本と条約を結んでいるメキシコや、オーストリア、イギリス、アルメニア、オランダ、ペルー、コロンビア、ドミニカなどがあります。これらの国では、特定の条件を満たすことで半年以上滞在することができます。オランダにはデジタルノマドビザはありませんが、フリーランスビザとして入国することができます。
ジョージアの実生活を知りたい方はこちらの動画👇
※デジタルノマドは、場所に縛られずに自由に働くことができるため、自分にとって最適な場所を探すことができます。ただし、各国にはビザの取得に必要な条件や制限がありますので、事前に情報を収集し、滞在計画を立てることが重要です。
デジタルノマドビザとフリーランスビザの違いについて
ビザの種類には「デジタルノマドビザ」と「フリーランスビザ」というものがあります。
デジタルノマドビザとは
まず、デジタルノマドビザとは、デジタルノマドのように場所を問わずに仕事ができるようになるためのビザのことです。
対象者は、主にIT関連の仕事をする人たちです。
デジタルノマドビザは、比較的新しいビザで、まだ多くの国で導入されていません。ただし、このビザを利用することで、日本やアメリカなどの先進国だけでなく、オランダやカナダなどでも仕事をすることができます。
フリーランスビザとは
一方、フリーランスビザは、自営業をするためのビザです。自分でお店を開く、コンサルティング業務をする、ビジネスに関する仕事をするなど、幅広い業務に対応できます。このビザは、日本やアメリカを含め、多くの国で取得が可能です。
つまり
デジタルノマドビザとフリーランスビザの違いは、
対象者が異なる点にあります。
デジタルノマドビザ▶︎IT関連の仕事をする人たち
フリーランスビザ▶︎自営業をする人たち
また、取得可能な国も異なります。デジタルノマドビザは導入されている国がまだ限られていますが、フリーランスビザは多くの国で取得が可能です。
ただし、日本人がビザを取得して海外で働くには、ビザ以外にも就労許可などの手続きが必要です。また、国によっては、ビザ取得後に現地で働くことに対する規制がある場合があります。これらの点には注意が必要です。
「日本脱出」を考えると、、、
国を選ぶことが重要
「日本脱出」を観点に考えた場合、現在、日本でフリーランスとして月収30万円から40万円程度稼いでいる人たちは、ヨーロッパを選択肢として考える傾向にあります。
一方、これまで有名な場所しか行けなかったと思っていた人たちも、東南アジアへ行くという選択肢もあるようですが、東南アジアにはビザの取得が難しく、デジタルノマドビザを出している国であっても、稼ぎが必要な場合があります。例えば、インドネシアでは2000万円近くの収入が必要なようです。
デジタルノマドビザを発行している国はヨーロッパに多いです。その理由としては、ヨーロッパの経済があまりうまくいっていないことや高齢化が進んでいることが挙げられます。そのためヨーロッパの国内で、産業を活性化する必要がああります。しかし優秀な人材は産業が発展していおり稼げる国に出て行ってしまう傾向があります。
例えば、クロアチアの人たちはドイツに、ブルガリアの人たちはドイツに、イギリスへ行きたがる人も多く、収入の高い国に向かう傾向があります。そのため、そのような人材を自国に戻したいということがあります。
また、不動産が余っている国もあり、不動産をかってもらいたいということも挙げられます。そこで不動産を借りることによって経済が活性化することがあります。しかし、借りるためにはある程度の収入が必要であるため、収入のあるリモートワーカーしかビザを発行しないようにしているということです。
東南アジアと比較してヨーロッパでの生活費は高く、移住するには資金が必要ですが、ヨーロッパは文化的・言語的な壁があるため、現地での就労やビジネス展開は困難な場合もあります。
生活費が高くて最低限の収入がないと生活が大変になるため、ヨーロッパ以外の国を選ぶことが良いでしょう。
物価を考慮
例えば、アルバニア、アルメニア、メキシコ、ブラジルなどは物価が比較的安く、生活しやすい国です。
ヨーロッパに行く場合は、北マケドニアがおすすめです。
デジタルノマドビザを発行しており、物価が安く、観光にも便利です。北マケドニアは、昔はユーゴスラビアの一部で、戦争により混乱しましたが、現在は安定しており、外国人の誘致も進んでいます。物価が安く、生活しやすいためフリーランスとして働くには適した場所といえます。
続きは後編をお楽しみに👉
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