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うさみんの楽しいおうち - 日本ベッドハカセと眠りの話 -

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うさみんとハカセの眠りにまつわるお話。うさみんと仲間たちに、日本ベッドハカセがあれこれ語ります。最初は、眠りに関するよく聞く簡単なお話から、やがてはマットレスを試すときのコツまで…
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#日本ベッド

寝床内(しんしょうない)気候の話をしよう

─「眩しすぎるのにも困ってたんだけど… 冬場はやっぱりすごく乾燥してるでしょう?それもちょっと辛くて」 ─「温度・湿度をバランスよく。季節に合わせて工夫をしないとね。眠るときの環境も同じだ」 寝床内(しんしょうない)気候の話をしよう 寝具の中の温度や湿度を「寝床内(しんしょうない)気候」というんだ。 気持ち良く眠るには、寝具の中の温度は体温よりも少し低い33℃前後、 湿度は季節による差も大きいが、50~60%にキープするとよい。 とはいっても、実際に「寝床の中の気候」

光は生命活動に直結する「信号」だ

─「眩しすぎるんじゃないかなー。夜でも飛べちゃう明るさだよ」 ─「まわりがどのくらい明るいか。眠るときの重要なポイントだ」 日本ベッドハカセ!やっぱりそうなの? 光は生命活動に直結する「信号」だ 生物にとって眼球から入る光は、生命活動に直結する「信号」として作用する。 「明かり」として辺りが見えるように照らしているだけじゃないんだ。 「眠る」という生命活動にも大きく影響するよ。 例えばホテルの客室。日本の一般的な家屋内より、暗く感じることが多い。何かしようとするにはち

睡眠中は暗いに越したことはない

─「うさみん、天井の電気点けっぱなしだよ!」 ─「いやいや」  「眠るんなら暗くした方がいいと思うよ」 睡眠中は暗いに越したことはない 睡眠中は部屋の明かりを消し、 光源を直視しない環境をつくるとよい。 「メラトニン」は光に対する感受性が高くて、 明るい環境にいると生成が妨げられてしまうからだ。 きみたちは「メラトニン」は知ってるかな。 「メラトニン」というのは、体内時計を調整するホルモンの一つだ。 眠りのリズムを司っているんだよ。 単純に考えれば「メラトニン」

分かっちゃいるけれど…の類いだな

─「うさみん、寝る前にスマホ見てると目が冴えちゃうよ!」 ─「分かっちゃいるけれど…の類だな」 分かっちゃいるけれど…の類いだな 厚生労働省 令和元年 国民健康・栄養調査では、 「睡眠の確保の妨げになっていることは何か」という質問に対し、 20 歳代女性では42.7%、 20 歳代男性では43.2%の人が、 「就寝前に携帯電話、メール、ゲームなどに熱中すること」と答えている。 参考文献:厚労省 令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要(p.57)

テストなら徹夜より眠るべし

─「うさみんたら、徹夜でテスト勉強?無理しないでちゃんと寝ようよ!」 ─「頑張りたいならよく眠った方がいい」 あ!日本ベッドハカセ! テストなら徹夜より眠るべし徹夜はよくない! テストでいい成績を取りたいなら、むしろ、普段からちゃんと眠ることだ。 眠りは記憶を強化・固定・整理するといわれている。 眠らないでいると、脳の老廃物が充分に排出されず、長期的には脳のダメージにつながってしまうぞ。 理想的な眠り方というのは、変化するものだ。体調や季節、年齢によっても違う。

- 日本ベッドハカセと眠りの話 -

うさみんの楽しいおうち - 日本ベッドハカセと眠りの話 - ◇ うさみんの楽しいおうちには仲間がいっぱい。 日本ベッドハカセは何かにつけてお話をしに出て来ます。 眠りのことやら、マットレスの選び方やら。 少しずつ紹介していくので、良かったらぼくたちと一緒に聞いてみてね。