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さよならCGアニメコンテスト

おはようございます!
今日は1月8日。成人の日です。

昨日はYouTubeにて、とあるコンテストでのライブ配信がありました。

それは『さよならCGアニメコンテスト』です。
そもそも、CGアニメコンテストとは、1988年から始まった自主制作アニメによるコンテストです。現在はインディーアニメとしてSNSや動画サイトによく見かけますが、当時はPCやインターネットが普及されておらず、限られた人しか認知されていませんでした。その後、PCやインターネットが普及し始めて誰でも映像制作ができるようになり、アニメ界隈に大きな影響を受けました。新海誠といったアニメ監督が過去に入選した歴史があるコンテストでした。そんな中、去年の12月にてSNSでこのような告知をされていました。

まさかのCGアニメコンテストの終了と、自主制作アニメ界隈としての一つの歴史の区切りを感じさせる出来事でした。

昨日の1月7日、YouTubeにてライブ配信が始まりました。

内容は過去32回で入選した作品をダイジェストで流しつつ、トークする配信でした。
かまだゆたかさんによる入選作品への熱い解説が歴史に長く付き合っていないと言葉に出ない内容で凄いと感じました。ゲストで登壇された多田文彦さん、熊谷芙美子さんなどの入選者によるトークも貴重な話が聴けて良かったです。

過去32回の入選作品を振り返ると、懐かしさを感じさせました。特にYouTubeのチャット欄は昔関わった方々が思い出を語っていました。

私は2005年ぐらいに学校のPCでおもしろフラッシュ倉庫からポエ山さんの『quio』や塚原重義さんの『ウシガエル』を視聴していました。それらが流れた時は声が出てしまいました。
そして、私が印象に残っている回は第18回でした。
丸山薫さんの『吉野の姫』は綺麗な作画で印象的でした。当時はFLASHアニメ界隈は終焉を感じさせる時期でしたが、丸山薫さんの他に塚原重義さん、吉田暁さん、512kbさんとFLASHアニメで活躍された方々が入選させていた回でした。
その後はYouTubeなどの動画サイトの登場で第21回の『中学星』や第22回の『フミコの告白』はそちらから視聴してインパクトを与えてくれました。

休憩中、視聴者からリクエストで過去作品を流す時間がありました。その中で私は第4回の『アポロ』でした。第1~10回目は3DCGをメインとした多く、幼い私から見たら新鮮味がありました。『アポロ』は当時を感じさせる画像の質感や細かな作り込み感は素晴らしかったです。

4時間近い長丁場でありながら、物足りないぐらい楽しめました。
自主制作アニメ界隈として大きな影響を与えてくれたコンテストが終了することはとても残念です。それもここまで続けたことには感謝しています。
私はコンテストに参加したことがないですが、コンテストでクリエイターさんを知ることになり、映像制作をするキッカケになった一つでもあります。
そのような表現できる場所は今後において必要だなと感じました。

最後にCGアニメコンテストを運営されたスタッフ並びにライブ配信してくれた関係者、そして視聴してくださった方々、本当にお疲れ様でした!

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