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『fake news』解説

 今回は新作『fake news』について解説したいと思います。

制作の経緯

 当初は何を作ろうかはっきり決めていませんでした。最初はベルマーク運動のようなCM作品を考えていました。以前、ベルマークの消しゴムハンコを作っていたのでそれを利用してみようと考えていました。

しかし、ネットで色々と検索した中で有名な風刺画を見て、方向性を変えました。
なぜなら、最近は報道の切り抜き方でテレビとSNSに異なるズレを感じされる出来事をよく見かけます。政治に対する批判するツイートをよく見かけますが、私はこういう行為は好きではないです。ただ、今の歪んだ出来事を映像に伝えてみたいと思い、今作を作る経緯となりました。

制作過程

今回はPhotoshopで風刺画を部分毎に描き、それぞれの素材にしてAfterEffectsでカメラワークでの展開を自然に見せるため、配置や大きさを微調整しました。テレビやスマホの画像素材はAdobe stockの無料素材から使いました。
それぞれの素材レイヤーを3Dにしてバランスよく空間配置を決めました。今回はテレビ用コンポジション、スマホ用コンポジションに分けてました。管理が大変でした。色合いはそれぞれ偏りがないようにカラー補正で調節しました。

上映後の振り返り

 昨夜、上映配信後参加者の皆さんとZoomで振り返りをしました。『とても分かりやすかった』『内容が直ぐに伝わってきた』とコメントをいただきました。あと、反省点としてはカメラのフォーカスを使うかどうかで迷ってしまった点でした。場面の切り替えや質感の変化でAfterEffectsのエフェクト『ブラー』でフォーカスを誤魔化していました。参加者の皆さんからは『なくてもよかった』『手描きの質感があるのでそのままの方が良い』とコメントをいただきました。自分では判断できなかったので、コメントいただき嬉しいです。

以上で解説を終えます。
イベントでこのような作品が上映ができて良かったです。イベントで得た事を次に活かしたいと思います。

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