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休職者にはどんな未来がありますか?

昨日、雷に打たれた。

はっきり言って、うつになると元には戻れない。

それなのに、前のように前のようにと、取り憑かれたかのように過去の自分を目指しがちなんだけど、その過去の自分が今の自分を作り上げていることを忘れてしまってるんだよね。

いっそのこと、生まれ変わらないといけないんだ。

何歳でうつになったのかは人それぞれだからあれなんだけど、その日からまた第二章を始めるかのような、そんな心意気がうつと向き合うには必要なのではないかと、今は思う。

うつは、元に戻ることが正解じゃない。

精神疾患で休職している日々を綴り、誰かの役に立てたら…と思っていた。元気になっていなくても、ただ生きているだけでいいと誰かに伝えられたらと思っていた。

でも、できなかった。

自分自身が毎日生きるのに必死で、しかも、そう状態とうつ状態があるから、自分自身の中でああでもないこうでもないってひっくり返して、痛めつけて。

仕事に復帰して前みたいにバリバリ働きたい。
目標にしている○○さんみたいにやりたい。
皆私生活なんか捨てて働いてる。
残業70時間がなんだ。

でも前みたいに働いたらまた体も心もボロボロになる。
お金は稼げたとしても私生活はどうだ。
子どもは持てるか。
そもそも子育ての責任はとれるか。
この情緒不安定さで社会人一人の責任はとれるのか。

わかってる。もう元の自分には戻れない。
前の状態で生きてたから苦しくなってしまったんだってこと。
でもペイさんの記事に出会って、改めて文字で読んで、ひっぱたかれたような気がした。

そうだよ。
自分で立ち直らなきゃ。
(もちろん時間も必要だと思う。私は今日まで3か月寝て過ごしました)

どうやれば立ち直れるかはわからない。
でもnoteを続けることで、こうした記事に出会い、考え方に響きを与えることができた。
書くことは続けていきたい。

1月末にNHKで放送された美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室で、人の助けになりたいと言った相談者に美輪さんが自分も助けられないのに?とおっしゃっていた。順番を間違えてはいけない、と。


私は私にあたたかな言葉をかけてあげる段階なのかもしれない。
今までは厳しいトレーナーのようにビシバシしごいていたのを、ライバルのように一緒にトレーニングしていく関係になるのがよいのかもしれない。
私は、自分で自分を痛めつけてしまうから、そもそも他人に何かを伝えるレベルにはいないのだ。

ただ、もし同じような状況の方がこの記事を読んでくださっていたら、ゆっくり、新しい自分について考える時間を持ってくれたら嬉しい。
(それは並行して起きていることだから許される、はず…!どうかな)


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