失礼な人に対して丁寧である必要はないと結論づけた
社会に出て6年目。
転職経験も多いのでいろんな人、いろんな職場に揉まれてきた。
転職した理由は待遇の良し悪しは勿論あるが、それ以上に人間関係が我慢できずに辞めることが多かった。
社会に出て間もない頃は、自分より一回り年上の人や、管理職の人に辛くあたられても、これが社会なんだ。私が甘いだけなんだ。と自分を責める一方だった。
でもそのうち、同じ人間であることには変わりないし、そういう人たちも自分のメンツを保つためにズルをしていることに気づいてからは容赦する必要はないと思えるようになった。
私は人間関係において、尊敬の気持ちや、謙虚な気持ちは何より大切だと思っている。
それは、自分から相手にすることはもちろんだけれど、相手から自分に対してそのような扱いを受けることも大切である。
それは先輩も後輩も関係ない。
人同士である上で当たり前のことだ。
慣れてくると人は緊張感が緩んでしまう生き物だ。私もつい年齢が近い人はタメ口にしたくなるが、それは友人であって職場の関係ではないと考えている。
ただ、社会経験に乏しい人はたまにこの関係を履き違えてるように感じることがしばしばあるのだ。
うちの会社は小さい事務所で、たいした規律もない。
忙しいので、そこまで気を使う人がいないというのが実情だとは思うが、
仕事中にパンをむしっていようと、
携帯をいじっていようと、
わざわざ咎める人はいない。
わたしは規律が厳しい職場にいた割には、きちんとやることをやっていれば、そういうところには寛容にしているつもりである。(見て見ぬふりをしている)
しかし、
教えを乞うときに、飴やガムをくちゃくちゃ食べ、足を組んで聞いてきた時にはさすがにイラッとしたのだ。
そういう態度ならやらなくていい。とピシャリとシャットアウトした。
そこでやったーやらずに済む!
と思うやつは論外だが、多少ピリッとすることで相手のやる気も少し意識が変わってくれた気がした。
また、社歴が長くても無能な人に理不尽にキレられたときは、冷静に語気を強くして、舐められないように言い返すこともできるようになった。
それが正解かどうかはわからないが、
私は社会において、舐められないよう態度を示すのも大切だと思っている。怯えさせる必要はないけれど。
いじめやすい人にはいじめたがりが寄ってくる。
若い時、感情を抑えることに慣れていたわたしは30になった今、少し感情を抑えることが下手になってきている。。。
もちろんすぐ切り替えるようには心がけているが、まだまだ未熟である。
ただ、よかったことは、弱気になりすぎず
自分の正当性を述べることができるようになったこと、自分を守れるようになったことである。
自分が我慢すれば、自分がいなくなれば丸く収まる、そういった逃げ腰がなくなったのは大きな前進なのである。
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