見出し画像

SSH 七尾高校ファシリテーション講座 授業レポート

デザインとコーチングの架け橋を目指しながら
心のBeingを探求するコーチ にこるです。

今一番の探求テーマはチームコーチング。

この記事は、坂本祐央子コーチが講師を務め、にこるがアシスタントの一員として参加したSSH(スーパーサイエンスハイスクール)石川県立七尾高校においての普通科文系フロンティアコース・理数科の1年生達を対象とした「ファシリテーター養成講座(基礎編)」についての記録ノートです。

https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/nanaoh/SSH/page_20220922072229


協働するファシリテーター育成システムの構築へ

 7月26日(水)SSH(スーパーサイエンスハイスクール)石川県立七尾高等学校で行われた理系文系1年生75名が参加した『ファシリテーター養成講座(基礎編)』授業にアシスタントの一員として参加しました。


七尾高校の先生もワークショップに参加

 講師の坂本コーチが高校生が主体的にチームの能力を引き出すファシリテーションスキルトレーニングを行い、実践的なワークを数回小チームに分けて展開しました。

 私含め数名のアシスタントコーチ達の役割は、学生の皆さんの『場』の変化や『エネルギー』の変化を見届けつつ、自分なりに分析して、今後の継続的なプロコーチの支援につなげていくための準備にすること(とにこるは思っている)。

ファシリテーションを学ぶ

 当日は大人と同等の『ファシリテーション』スキルを高校生たちが学び、2時限という短い時間の中で数回のワークショップを行いながら、みるみるチームのコミュニケーション力をUPしていくのをオブザーブしました。オブザーブしている私も深く学ぶ2時限の授業でした。

ファシリテーションというものの、問いを立てるワードはほぼコーチングと同じ。
コーチングのスキルに通じるものを高校生の皆さんが学び、夏休み以降に授業ではじまる皆で取り組むチームでの探求・研究に役立てていくのです。来学期以降の学生さんの成長にきっとつながっていく そんな確信が心に浮かぶ講座でした。

熱心にワークショップの説明を聞く学生の皆さん


回を重ねるごとに、学生の熱量が上がって刻々と場とエネルギーが変化していくチームディスカッション

2時間の短い時間でしたが、数人のチームに分かれて行うワークショップは段階を追うごとに熱を帯びて皆の積極性も強くなっていきました。実際のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)授業に参加できた事、チームの変化をオブザーブできた事は、チームコーチングを学ぶ自分にとってかけがえのない貴重な経験となりました。

七尾高校のシンボリックな天文台

日本の未来は明るい。そしてコーチングの未来も


 文系、理系の境界を超え、次世代の学術研究を主導する人材育成がこのように行われていることは、日本の明るい未来を信じられる気がします。
 昨年に続いて行われたこのファシリテーション講座は、長期にわたって私たちコーチが高校生が探求するプロジェクトを支援することにチャレンジしていくプロローグ。参加することができたことは今後の自分のチームコーチングの学びにおいても大きな経験となりました。

 日本の教育の未来は、明るい期待と可能性に満ちている。
そんなふうに信じることができた一日でした。

最後に


 こんな場にご一緒する機会をいただいた講師の坂本コーチに感謝申し上げるとともに、アシスタントコーチとしてご一緒した皆様と学びを深められたことがとてもうれしいです。

 このプログラムは今後も続いていくので、今後の1年生の成長に寄り添っていきたいと感じました。

 お世話くださった七尾高校の先生方 ありがとうございました!

にこる@岩瀬美保



もしもサポートいただけたならとても嬉しいです。サポートいただいたものは、コーチングマインドを広げる為に。