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Zoomは、3つのメタ練習になる

いきなりオンライン時代がやってきたズーム!ズーム!ズーム!

ここぞとばかりにオンラインイベントを立ち上げまくっている、ガイアックス木村さんの働きかけにより、zoom活用ノウハウ伝授セミナーが4回間で総勢400名の参加があったようです!

zoomの使い方については、

など、これからいろんなnoteやブログが書かれていくでしょうから、私はお得意のメタ寄せの観点で、note書きます。


ビューの切り替え機能で、「視点」の練習

サインインした状態で、アプリ画面の右上に切り替えボタンがあります。

ビュー

・ギャラリービュー(参加している人全体を眺める)
・スピーカービュー(話している人にフォーカス)

の2種類を切り替えがあり、自分で操作することができます。


視点の切り替えというときに、マインドフルネス的「視点」や「集中」には2つの種類があり、こちらの言葉を用いております。

・focus attention(zoom in的)
・open monitoring(zoom out的)

日本語の「集中」では、focus attentionの意味合いで使われることが多く、zoomで言うなれば、スピーカービューです。

また、open monitoringは、パッとイメージつきにくいかもしれないですが、警備会社のモニターがずらっと並んでいる感じで、zoomだと、ギャラリービューそのものです。

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自分でビューの切り替え操作することができるというのは、つまり、メタ視点(zoom in/ out)切り替えをできることになり、メタ練習になります。


ミュート機能で、「話す/聞く」の練習

ミュート機能は、マイクのオン/オフの切り替えであり、アプリ画面の左下にボタンがあります。

ミュート

オンライン会議で参加者が一斉に話しはじめてしまうと、誰が何を話しているのか分からなかったり、マイクの干渉でハウリングが起こったり、オフラインとは違い、会話が成り立ちにくく、不自然になりがちです。

そこで、

・話すときは、ミュートを解除する
・聞くときは、ミュートにする

のzoom的お作法マナーを、参加者同士がしっかり意識しすることができると、いい感じになります。

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話すと聞くをうまく切り分けることで、話し手は話すことに注意を向けられ、聞き手は聞くことに注意を向けることができる、つまり、マインドフル・コミュニケーションのメタ練習になります。

zoomに小慣れてくると、話し手が「私、話しします!」と声がけしたり、聞き手も、「〇〇さんへ質問です」と、相手の名前を呼んだり、ふだん以上に、ていねいなコミュニケーションになってくるのはいいですね。


ブレイクアウト機能で、「今ココ」の練習

ブレイクアウト機能は、大部屋から小部屋へ行ったり来たりできる機能(有料プラン)です。

ブレイクアウト

図解しますと、こんな感じ。

ブレイクアウト2

ホスト(管理者)が、ブレイクアウト機能を使うと、大部屋から小部屋へは手動または自動で、振り分けすることができます。

参加者は大部屋から小部屋へ振り分けられると、こじんまりとお話したり、聞いたりできます。ある程度の時間になれば、小部屋から大部屋に戻る(ブレイクアウトセッションから退出)こともできますし、共同ホスト権限あれば、別の部屋へ移動することもできます。

これは、zoomオンライン空間にある、いくつかの部屋をサーフィンしている感覚です。参加者にとって、「私は、いまどの部屋にいるのかな」と認識することが多くなります。つまり、今ドコ?をしっかり認識することで、今ココのメタ練習になります。


以上、zoomのメタ練習について、3つの観点をまとめますと、

・ビューの切り替え機能で、「zoom in/out」の練習
・ミュート機能で、「マインドフル・コミュニケーション」の練習

・ブレイクアウト機能で、「今ドコ?今ココ」の練習

です。たんにzoomを使うだけではなく、メタ練習だと意識しながらzoomを使いこなすことで、メタ認知トレーニングもはかどりそうですね。


※おまけ※
個人的なzoom機能への強いリクエスト。ブレイクアウトの拡張で、大部屋から各小部屋ごとの様子が、ギャラリービューのように見られると、オンライン・ファシリテーション的に最高ですよね?

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