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政治スリラー

政界の闇と人間の本質を
巧みに描き出す、
ゾクゾクするような物語

『笑うマトリョーシカ』を
読みました。


笑うマトリョーシカ
早見 和真 (著)

若き総理候補が誰かの
操り人形だったら? 
人の心の闇に迫るミステリー

47歳で若き官房長官となり、
総理への階段を
駆け上がる男は、
周囲を魅了する輝きを
放っていた。

「彼が誰かの操り
人形だったら?」

そう感じた女性記者が、
背景を探ると、
関係者の不審死、
同級生の秘書や家族らの
怪しい関係性が浮上し――。
代議士を操ろうとする
人物は誰なのか? 

笑うマトリョーシカ
早見 和真 (著)
Amazonより


主要キャラクター

  • 清家一郎: 27歳で代議士となり、
    若き官房長官へと上り詰めた
    カリスマ政治家。物語の中心人物。

  • 道上香苗: 38歳の女性記者。
    清家一郎に違和感を抱き、
    彼の過去を追及する。

  • 鈴木俊哉: 清家一郎の政務秘書官。
    清家を若き官房長官へと
    押し上げた人物。

サポートキャラクター

  • 山中尊志: 演じるのは丸山智己。

  • 佐々木光一: 演じるのは渡辺大。

  • 清家浩子: 清家一郎の関係者。

________________

政治の舞台裏
若き官房長官
・清家一郎の輝かしい姿の裏に
潜む真実は、読者の予想を裏切ります。
表面上は魅力的な
カリスマ政治家でありながら、
その内面は空虚で、
他人の指示を完璧に演じ切る能力を持つ
清家。
この設定は、現実の政界を想起させ、
背筋が寒くなるような感覚を
呼び起こします。

操り人形の正体
友情と裏切りの物語が
展開される中、
清家を操る存在の正体に迫る展開は、
読者を息もつかせぬ緊張感で
包み込みます。
マトリョーシカのように次々と
明かされる真相は、
人間の深淵な欲望と権力への
渇望を浮き彫りにします。

現実との境界線
作者の早見和真氏は、
「おもしろい」を追求し、
人間の業を描き切ろうとした
作品だと語っています。
この小説が
「ノンフィクションかもしれない」
と思わせる怖さは、
現実の政治世界との類似性を
感じさせ、
読者の心に不安と興奮を
同時にもたらします。
「笑うマトリョーシカ」は、
政治thriller以上の深みを持つ
作品です。
人間の本質に迫る不条理な展開は、
読者の心に長く残り、
現実の政治家たちを見る目さえも
変えてしまうかもしれません。
この物語は、私たちの目の前で
繰り広げられる政治劇場の真相を、
ミステリアスかつ
鋭く問いかけてきます。

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