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留学から帰国して田舎に放浪した理由

日本のことをもっと知りたい
そんな純粋な好奇心以上に、
自分が日本でも暮らしていけるのか
そんな最後の望みをかけて始まった田舎旅。

ずっと要領よく生きてきて、どこにいっても活躍できたし、先生からはよく好かれたのに、どこかずっと生きづらかった。虚無感に襲われ、生きる意味を問う日々。そんな生きづらさを日本の文化や風潮のせいにした。家族にも友達にも恵まれていたのに、何も失うものがないかのように私は日本を離れた。

日本を離れてヨーロッパで過ごした1年間。私を解放してくれた。特にデンマークの暮らしは死ぬほど幸せで、移住したいほどだった。それなのに私はもう一度日本に戻ることを選んだ。

それは「隣の芝生は青く見える」ことを証明するためだったのかもしれない。自分の知らない世界がまだ日本にあるだろう。今まで見てきた世界線だけで判断せずに、まだ見ぬ世界に希望を持とう。

こうして私は少しばかりかの希望を持ち、好奇心の掻き立たれるままに身を任せながら、ただ世界の真理を追究するために生きている。

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