見出し画像

ハーバードキャリア相談室 : コロナで残業が減らされて、手取りが減って将来が不安です。

転職すべきでしょうか?この先給与があがる感じもしません。というお便りいただきました。

コロナの間に転職に踏み切るのはリスクだし、でも待ってるともっと悪くなりそうですよね。

日本企業の給与制度は、残業すればするほど手取りが増える制度 → これは時代遅れな制度です。

市場性が高い人は、好不況に関係なく需要はあります。希少性を高めれば、不景気は関係ありません。希少性を高めるためにMBAを取りたいという方の相談を最近よく受けることがあります。

それでは皆さんは、日本にMBAがどれくらいいると思いますか?

文部科学省のデータによればMBA取得者数 3,610人(H27)とありますから、日本には多く見積もっても10万人くらいいることになります。

これに対して、企業数は大企業が1.1万社、中小企業が380.9万社となり、ざっくり400万社あります。3,852社の上場企業があります。

日本の平均の雇用者数は5,660万人ですから、MBA取得者は全体の0.2%ということになります。そう考えるとかなり希少な存在ですね。よってこれが年収に反映しています。

 「MBAあり」の平均年齢は35.8歳/平均年収は915万円

 「MBAなし」の平均年齢は34.2歳/平均年収は689万円

 (引用元 https://www.axiom.co.jp/mba/age_income)

しかし、日系の企業に勤めているとまわりにMBA取得者がいませんね。これには理由があります。文科省の資料に以下とあります。

" 米国の上場企業の管理職等の約4割はMBA取得者である一方、

 日本の企業役員等は、大学院修了者が1割以下にとどまる。"

外資系企業のほうがよりMBAを高く評価しているということがわかります。一般に外資企業のほうが年収は高い傾向にあると言えますので、MBA取得者の年収が高いことはこれと相関があるように思います。

そうするとできればMBAは英語で取ったほうが良いと考えています。(日本語でのMBAは給与面では200万円の差が出ないかもしれません)

4. まとめ

 ・キャリアとは希少価値はある

 ・MBAを取ると希少価値があがる

 ・年収は30代−40代で200万円差がある

 ・MBAは特に外資系で需要高い

6 . Q&A

いかがでしたか?小さい頃あまったお菓子をシェアしましょうと教えられました。経験をシェアしましょうとは教わりませんでした。良いと思ったらぜひコメント、スキをお願いします!きっと誰かの役に立つと思います。

ニックの29の質問では、みなさんからの質問を受け付けております。
インスタグラムフォローして、メッセージをお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?