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小学5年 50メートル走

今日は体力測定の50メートル走があったのですが、年々周りとのタイムとの差が出てきて最下位の方に近い速さになっているのです。
そこで速い人と走ると速くなると聞いたことがあったのでクラスで一番速い子にお願いして二人で記録を測る事にしました。
僕は全力で隣の速い子に何とかついて行こうという感覚で走りました。タイムを聞いたところ前回の記録より伸びていたのです。
やったと喜んでいると、一緒に走っている子が先生に「お前何を流してるんだ、タイム全然じゃない、真面目に走れ」と言われていました。
軽く流しで走ったタイムより自分の全力の方が遅いという悲しい事実を耳に挟んで
走ることが嫌になってしまった小学5年の頃の話。

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