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「キッチン」を介して人の温もりに触れる

吉本ばななさんが書かれた小説です。
妻がこの本を貸してくれて読みました。

この小説は大きく3つの物語で構成されており、どちらも実際にありそうなヒューマンドラマです🤔

物語に共通して言えることは2つ。
一つは人間の喪失感に焦点が当てられ物語が進められている所です。
皆さんも人生の中で失ったものがいろいろあると思います。
大事にしていた宝物が失くなったり、飼ってたペットが亡くなったり、大切な人ともう会えなくなったり、ガッキーをロスしたり😔

その後のリアクション皆さんどのように過ごされていましたか?
失った時の空白をどのように埋めるのか。同じピースはないのに、今ある材料でどのように埋めるのか。
その創意工夫はとても器用なことと思えますが端からみると不器用にも見える。

そしてこの物語の二つ目の共通点。
それはキッチンを介して人と人がつながり、大切な人となって、そして失っていく所です。
その後の喪失感に登場人物がどう対応するのか。

共感できる部分もあると思います。
人の心の難しさに。人の心の繊細さに。
人の心の温もりに。

物語の後味は読者次第にあると思います。
感想が聞けると幸いです😄

面のゆりかご

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