人と良好な関係を築くまでのプロセス「シャーマーモデル」
みなさまお久しぶりです。ナイス谷中です。
関東はあっという間に梅雨明け宣言。暑くてたまらんです。
このnoteでは人との関係性やコミュニティについて書いてます。
人との関係性が深くなるにはプロセスがある
みなさんは、初めて会った方とどのようにして関係を構築していきますか?
多かれ少なかれ、浅い関係と深い関係の人はいますよね。
この違いってなんでしょうか?その人が好きだから深い?嫌いだと浅い?
実は、良好な関係を築けるようになるまでに、4つのプロセスがあるので、一緒に深掘りしていきましょう!
本日ご紹介するのは「シャーマーモデル」と呼ばれる理論です。
組織開発や対話について学ばれている方意外は初見の方も多いかと思いますで、分かりやすく解いてみましょう。
対話できるまでに必要なプロセス「シャーマーモデル」とは?
MIT(マサチューセッツ工科大学)の上級講師C・オットー・シャーマ博士によって提唱された、社交的な浅い関係から対話できるだけの深い関係に至るのに必要な過程をモデル化したものです。
その過程は4つに分けることができます。
①社交
天気の話や、話題のニュースといった当たり障りのない会話をすることが多いですよね。自分の強い意見をいうことはなくお互いに探っている感じで、まだ関係構築がされてない、出会ったばかりの状態を指します。
②対立
徐々に仲良くなると、自分が言いたいことを言える関係になります。すると互いにの意見を相手に伝えるようになり、「相手と自分の違い」を認識するようになります。
「ん?この人は何を言ってるんだ?」と言った具合に。
異なる意見が少しの対立をしている状態です。
③探求
1つ前のプロセスで感じた違和感が興味となり、互いに相手の思考の裏にある経験や知識を深堀するようになります。「あなたはなぜそう思ったのですか?」と質問するなど傾聴の姿勢になり、相手に対する理解が深まってきます。まるで真っ暗な洞窟をさまようかのように、相手の思考を探求している状態です。
④流れ
探求が終わると、自分と相手が1つの流れとなります。言い換えるならば、脳が1つになった感じです。より抽象度の高い内容について語り、相手に対する疑問が減り、共感しあえる点が増えていきます。自分の人生に関する話をして、互いに傾聴の姿勢がある状態です。
このようなプロセスを経て、人と人の関係性は深いものになっていきます。
※プロセスの説明文は個人的な経験も交えて書いてます。
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございます。私はわ過去の対人関係構築について振り返ってみるとこの「シャーマーモデル」に非常に近しい経験が沢山ありました。
特に、交流会などでご縁を頂いて親しくなるケースはこのプロセスが短期間に濃縮されている気がします。
みなさんは、人との関係性の変化をどう感じてますか?
では、また!
六本木ヒルズライブラリーの見学会の帰り道にて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?