コミュニティの価値はアクノレッジメント-承認しあうコト-で決まる。
どうも!ナイス谷中です。
承認についてダッシュで考えてみます。
今日は組織というより人との関係性に焦点を当ててみます。
そこまで逸れないと思います(組織は人の集合体なので)。
アクノレッジメントとは?
さぁ、今日はいきなり本題です。
(19分後に飲み会が始まってしまうので、笑)
アクノレッジメントって聞いたことありますか?
昔、コーチングに関心があった頃よく目にしましたが、心理学について勉強している方は、しばしば目にすることもあると思います。
人との関係性や、チームとしてのパフォーマンスを向上させるのにとても参考になる知識だと思います。
ここでの定義の定義
アクノレッジメントとは承認する。という意味です。
対人関係の中において承認とは、判断することでも、許可することでもなく、その人やその人の行為を肯定的に認めることです。
承認を英語でAcknowledgementといいます。
アクノレッジメントの目的
相手の存在の肯定と自発的な行動を引き出すこと。
これについては詳しく後述します。
アクノレッジメントから得られる効果
・相手の個性や潜在能力を引き出す
・人間関係の良好化
・自主性の向上
・モチベーションアップ
などがあげられます。
人から承認されて嫌な人は居ないですしどちらかというと承認されたくて仕方がない生き物ですよね。人間って。
アクノレッジメントは、相手のやる気を引き出し、より良い人間関係を築くうえで非常に大きな効果を発揮するのに有用な手法で、承認するという意味です。
アクノレッジメントはいつどうやって使う?
あなたがマネジメントを担務している場合、部下員がどうしたらパフォーマンスを維持できるか考えていると思います。営業職であれば顧客との良好な関係を築こうとしているでしょう。大切な家族との時間をどう過ごせば良いのか悩んでるかも知れません。
どんな状況でもいいので、ここでは相手の立場で考えてみましょう。
どんな上司だったらその人のために頑張れるでしょうか?どんな担当者に仕事を任せたい?どんな父親だったら自己開示をしたいと思うか?
どんな状況でも、自分を認めてくれたり褒めてくれる人に悪い印象を抱く人はいないのではないでしょうか。
(もう少し深掘ってみましょう)
自分が頑張った時に、身の回りの人に何を認めてもらえたら嬉しいですか?
人は結果ではなく過程を褒めて欲しい
私は、これこそアクノレッジメントのベスト大賞だと思います。
例えば、テストで満点を取って褒められたら、常に満点を取らなければならないプレッシャーがつきまとい、またテストで満点を取れなかった時には自信をなくしてしまいます。
逆に、高得点を取るために毎日コツコツ頑張ったその姿勢や忍耐力などの努力を認められたらどうでしょう。例え高得点を取れなくても、この過程が承認に値することを知れば、きっとまた次頑張るきっかけになると思います。
このように、人は過程を承認されるとそ自信がつき、人のために頑張れるのです。
過程を認めることのメリットはこれだけではありません。
努力を認められたら、テスト意外のことでも努力するようになります。音楽の練習もスポーツも頑張りたいと、心の底から思うのです。
これは、勉強やスポーツだけではなく仕事やボランティアにおいても同じことが言えると思います。
外発的な動機付けでは満足しない人々
さて、さてさて、さーて、
(飲み会の時間になったので焦っています)
満足ってどんな要素で構成されると思いますか?
かつて、高度経済成長期の時代においては頑張るほどに経済成長率(及び経済変化量)は右肩上がりに伸びていくのを実感できました。
また、全体の経済水準が低かったため身を粉にして働いてでも、お金を稼ぐ理由がありました。
外発的な動機付け(インセンティブ)でモチベーションを維持できたのです。
つまり、働くことが生き甲斐であり、それで満足できたのです。
今の世の中を見るとどうでしょう。
国全体で経済水準が上がり、身をもって経済変化量を感じるのは難しい現象です。
また、社会保障の充実もあり絶対貧困の状態は生まれにくくなっています。
価値観も多様化し、特にZ世代以降の人々には
お金=正義という方程式は通用しないのではないでしょうか。
(私自身もそう思います)
では、ではでは、
何を持って満足するか?
全てに共通するのは人との関係において自分の存在が認められることだとおもいます。何をやったかではなく、自分の存在やスタンスを認められると嬉しいですよね。
仕事だけで人間の根源的な欲求は満たされません。というか、満足しにくい時代になった。
だからこそ、アクノレッジメントの重要性が声高に叫ばれているのです。
では、飲みに行ってきます!
最後はだいぶまるっとまとめてしまいました。
最後に…!一緒に考えて下さい!
・誰に、なんて褒められたら嬉しいですか?
・自分のdoingではなくbeingが受け入れられる瞬間ってどんな時ですか?
またね!
東京駅のナイス谷中より。
明日は新潟の阿賀町に行ってきます!
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