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#CLS高知 2023 初鰹編 所感・まとめ

CLS高知に何があるのか。何を見つけたのか、記録しておきたいと思います。

CLS高知の行程記録は、こちらをご覧ください


改めて見つけた高知もの

芋けんぴ

作る人によって、色々な味が生まれるものですね。浜松や遠州にも芋けんぴはありますけど、他流試合はしておいた方がいいですね。
ということで、芋けんぴを買ってきました。

  • 見た目
    透明ではなく、飴で固められているのとは少し違います。

  • 硬さ
    少し印象的です。カリカリではありません。
    やわらかいわけではないけど、硬くありません。
    カリカリから少し柔らかい。

  • 甘さ
    少し甘いです。
    これは見た目通りの印象かもしれません。

ということで、浜松近郊では、あまり食べたことない食感で美味しく頂きました。

小夏(new summer orage)

ホテルの朝食に入っていて、柔らかい食感と味が気になりました。
このようにカットして、フクも一緒に頂くのがお薦めだそうです。

そして、くだもの屋さんを探してみたら、「こなつ」という名前につられました。愛犬と同じ名前だものこれは持ち帰らねば。

柔らかい食感とデリケートな味、そしてフクも一緒に食べられます。
こなつ」にも、食べさせてあげました。

ミレービスケット

これ高知のお菓子だとは気づいておりませんでした。
大人の遠足の時、教えていただきました。愛知県?で製造されたビスケットを高知県でフライにしているそうです。
最近は、浜松でも売っています。

製造者は、「高知県」でしょ?

「CLS高知って、何者?」を考える参加の第二回目

今回感じたこと

  • 「自分事化して、前に進もう、というエネルギーを貰える」気がしてます。
    なぜ、前向きになれるのだろう。

  • はた目には、「ウェーイ!」って、楽しく遊んだり、食べたりしているだけに見えると思う。
    なぜ、楽しいんだろう。何が楽しいのだろう。

  • いろいろな人に会って、様々な活動に触れて、「自分を振り返る」機会。
    なぜ、振り返りになるんだろう

という新しい疑問も生まれる。

だけど、なぜこのようなイベントが生まれたのだろうか。

「課題先進県」と「課題解決先進県」

この単語がピンとこなかった。少し調べてみよう。

  • 「課題先進県」を検索すると、高知県のほか、秋田県、徳島県、和歌山県、四国地方、鳥取県、島根県など多数ヒットするようだ。

  • 「課題が10年早く訪れる県」を「課題先進県」というようです。

  • その課題とは、高齢化、人口減少、過疎化、税収減少、交通の地理的不利など

「課題解決先進県」とは、早く訪れた課題を先に解決していくこと。高知は、そんな課題解決の先進県を目指すということなんですね。

「課題先進県」を調べていたら、武市さんが!

浜松(もしくは静岡県)というところ

静岡県の位置づけは、「中の上(21番)」(平均的)くらいだろうか。

  • 日本の平均を知るためのテストマーケティングやアンケートの対象地区として、静岡県がよく選ばれる。

  • 都道府県対抗駅伝などで見る、都道府県に割り当てられた背番号の「21」ぐらいという感覚がある。

  • 新しいことに対して、すぐには飛びつかない。

  • 課題に対しても、どちらかといえば、鈍感で後送りしている気がする。

  • 「課題先送り県」?

  • 積極的に課題解決を図り、上を目指すということもあまりない。

浜松(静岡県)は、とても住みやすく、交通の便も悪くないので、少し先進的な取り組みができたら、もっと良くなるように思う。高知から学ぶことがたくさんあるはず。高知が変わりつつある状態を作り上げているのは、トップのリーダーシップなのだろう。トップから変わり、ケンミンにビジョンを示さなければならない。

鮎の立場で考える地域の環境問題

物部漁協の松浦さんからお話を伺いました。鮎を心から愛している松浦さんだからこそ見えている景色を伺えて、気付かされることがたくさんありました。

  • 浜松でもとても身近な鮎のお話を伺うことができました。

  • 天竜川では、6/1に解禁されます。6/1になると、休みを取って天竜川に行く人が多数います。高知では、半月早く解禁になるそうです。

  • 大きな川石は、地域の財産なんだそうです。最初理解できませんでした。話を伺っていると、鮎が食べる藻が育つのに大きな川石が必要なんですね。石ころが財産であることを納得しました。

  • 良い川とは?あまり考えていませんでした。でも、子供の頃見た川のことだなとわかりました。改めて言われると、良い川の条件がそろった川は減りましたね。天竜川支流だと、「阿多古川(あたごがわ)」ですね。確かに良い川だ!

  • ダムって、生活にとても大事な人工物ですね。でも、鮎にとって必ずしも最適ではない部分があるそうです。ダムづくりは、「治水+利水」から「治水+利水+環境」を考慮した形に変わる必要があるそうです。環境を考慮した「良い川」を目指して「ダムを作る」「ダムを改良する」と鮎にも良い川になるようだ。

  • 川の流れを制御するのは難しい。大雨で増水すると、岸が削られる。その整備も大変だ。ところが自然の川のように再生する工夫をすると、自然と協調する感じで制御できる。これは素晴らしい。その環境は、鮎にも良いらしい。
    ⇒「近自然工法」というそうです。

  • 鮎は、食料として非常に優れているそうです。成長が早い。美味しい。昆虫食よりずっと良い。究極の選択をするならば、私は悩むことなく「鮎」を選びます。

  • 上流から下流を環境問題を意識して、良い川に変えていくことで、鮎が増え食料問題の解決にもつながる。

鮎の立場で地域の環境を見直してみると、とても良い環境が作れるようだ。つまり、それは「鮎がたくさん泳ぐ日本らしい良い川にしていくこと」のようだ。昔の川が蘇る!

その問題を生んだのと同じマインドセットでは、その問題は解決できない。

物部漁協の松浦さんから「アインシュタイン」の言葉をご紹介いただきました。

  • アインシュタインさんがこうおっしゃっていたそうです。

  • 問題解決をするためには、新しいマインドセットを持ち込まないといけない。

  • 新しいマインドセットを獲得するためには、新しい人に合流してもらうか、自ら新しいマインドセットを取り入れる必要がある。

  • 最近、越境志向など「越境」というキーワードが飛び交うことがあります。

  • なぜ、越境が必要なのだろう。

  • 課題解決先進県は、全国から越境してきてくれる熱意のある人と、課題を解決していく。

  • 課題解決先進県は、越境してきてくれる熱意のある人と交流し、高知の人が新しいマインドセットを取り入れる。

  • 高知は、課題解決先進県として、新しいマインドセットの獲得に動いている。獲得をしている。

  • 県域もそうだけど、企業もそうだ。JTCもそうだ。
    CLS高知の目指すところは、「昭和日本」から脱皮するのに必要な活動を行なっている。
    そして、速やかに想定外のアプローチで課題を解決するために「越境」が必要なのだ。

そういうことか、そういうことだ。

おすそわけ食堂「まど」

ワーケーションツアーの昼食に小林さんがご案内くださいました!

  • 規格外の野菜や取れすぎてしまった野菜は、どこにでもある。確かにある。

  • その野菜の課題に着目して、解決を試みる活動はそれほど多くない。

  • このような課題に対して、向き合うリソースを掛けることも多くない。

  • お話を伺い、テレビインタビューに答えながら、「高知は、なぜ、このような社会的課題に、取り組めるのだろう?」と思いました。

  • 考えを整理してみると、これが「課題解決先進県」としての高知なのですね。

"JTC"って、知ってますか?

パネルディスカッション2
「コミュニティの力でJTCは変わるのか?」
を伺って感じたこと。

  • Japanese Traditional Companyは、日本の伝統的な企業を言うようです。
    知りませんでした。

  • 推測ですが、伝統的企業を「なじる」ときに使う言葉のように感じます。
    使われ方がそんな感じですね。

  • ただ、「十把一絡げ」にするのは違和感がある。
    JTCのすべてが悪いとは思わない。
    スタートアップのすべてが良いとは思わない。

  • 私は、素晴らしいJTCがあってほしい

  • 伝統工芸に携わる方は、伝統の残すところと捨てるところを見極めて、時代に合わせて、変化させていく。とよく聞く。つまり、変化する力を持って、生き残っているのだと思う。

  • JTCもしかり、内部に変化する力をもつべきだ
    逆に、もともと変化する力は持っていたハズだ!いつ無くした?
    変化する力を取り戻したとき、JTCが生き残れるのだろう

  • 「生き残りたければ変われ?」ではないだろうか。

教養を深める

フジテックの友岡さんから「ライフネット生命CEO 出口治明」さんの書籍で語られている文脈の紹介がありました。

人生を面白くする
本物の教養
出口治明著
ISBN978-4-344-98392-2

  • 本を読む
    どんな本でもよいのだろうか。本を読むと、様々な意見に触れることができる。必ずしも、本に従う必要はないのだろう。
    沢渡あまねさんが佐久米駅の名前を「本を読もう」に設定していたのが重なる。
    浜名湖佐久米駅の副駅名「本を読もう 沢渡あまね」設定とその背景

  • 旅に出る
    CLS高知では、「ワーケーションツアー」や「大人の遠足」といった副ブログラムがある。自分で企画することもできる。自ずとその地域について詳しくなる。

  • 人と会う
    CLS高知では、セッションでいろいろな人の意見に触れることができる。とても大切にされているのは、懇親会(=ネットワーキング)。それが重要。
    また、ワーケーションツアーや大人の遠足では、地域やその筋の専門家の方のお話も聞ける。

元来、私は「本を読むのは、技術書だけ」「旅に出るのは好きではない」「人と会うのは苦手」という性分でした。技術さえ獲得し、深堀していれば良いと考えていました(教育テレビはすきだったけれど)。だから、教養がないのかな?

そんな私でも少しづつ変わってきた。インターネット上の趣味のコミュニティーに参加していたころだろうか。似た背景を持つ人たちとは、気楽に話題が通じる感覚を知ってしまったからだろうか。人に関心を持つようになっていた。

私は、旅行にもいくようになっていたけれど、「CLS高知(コミュニティー)に行かなければ!」と直感する背景には、教養を深めたいという願望があったのかもしれない。学びは嫌いじゃない。いや、好きですね。

旗を立てる!

毎日、旗を立ててます!

旗を立てないとわからないですよね。
意思表示をしないとわからないですよね。

旗を立ててます!

定年退職を機に自分の「小さな意志(Piccoli Pensieri - ピッコリ・ペンシエリ)」を示すことにします。
小さな意志を積み重ねて、大きく育てたいと思います。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

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