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学級の中に2人はゲーム依存の子どもがいます
富山県内の小学4~6年生1万3092人を対象に、
「ゲーム時間をコントロールできるか」
「生活の中でゲームを優先してしまうか」
などゲームについての質問とともに、起床・就寝時間、朝食摂取の有無、登校拒否感情、友人の有無、授業の理解度、親との会話、家庭内でのルールの有無などを尋ねる調査結果が紹介されていた。
「ゲーム時間をコントロールできない」
「生活の中でゲームを優先してしまう」
「ゲームのせいで重大な問題を起こしているが、ゲームをやめられない」
の3項目すべてに「はい」と答えた児童は5・6%に上ったそうです。
要するに、学級に2名程度はゲーム依存に陥っている子どもがいると
いう計算になります。
今の状況を見れば当然のことで驚くことではありませんが、この調査で興味深かったのが親子関係についてです。
この調査で長時間ネットを利用する児童と関係性が強かったのは、
強い順に
「母親のネット利用時間が2時間以上」
「家庭内でのルールがない」
「父親のネット利用時間が2時間以上」
で、保護者のネット利用時間やネットに関する家庭内のルールの有無が児童の生活習慣に大きく関わっていることが分かった。
要するに、子どものゲーム依存に、父母のネットの不適切な利用と大きな関わりがあるということです。
そうなると、子どものゲーム依存を止めるために、家庭で協力をしてもらうことは難しいということになります。
では、校長としてこの閉塞的な状況に対して、どんな手を打てばよいか。
それは、またの機会にすることにします。
これから、とある実験をしようと思っていますので。
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