見出し画像

女の問題はぜんぶホルモンのせいさ!アフター更年期はお気楽自由が待ってる!!20代~40代の若い女性に読んでもらいたい!!




アラカンになってホントにうれしいワタシ。

四十代~五十代の「捨てられないものがいっぱい」の年齢の女子にはわからない秘密を還暦を超えた女は知っている!


あ~~~んんなに悩んでいた「アレもコレも」がウソのように霧散してしまい、多少のうすらボケも手伝って、アレもコレもどうでもよくなってしまった。その先に待っていたのは、幼女のような「楽しい!」


留学してたんだけど大学時代の友人が日本にやってきて、私たちは国を超えての女子トークが止まらなくなった。彼女は世界的にも女性の地位が高いと考えられている国からやってきた。女性の優秀な首相を輩出した国だ。

さすが! 人生の苦みが甘みに変わったお年頃、分かち合える話の内容が奥深い。それぞれの人生での苦みを噛みしめ、飲み込み、踏ん張り、歩んできたからこその「今」だとお互いにわかっているから、ワハハハと笑い方も豪快に楽しいときを過ごすことができた。

そのときに彼女が言ったことがとても印象的だった。

「更年期障害のこと、

私たちが若いころには誰も教えてくれなかったよね」


いまほど、様々な情報が自由に手に入らなかった時代に20代~30代をすごした私たちにはわからないことがたくさんあった。

女性蔑視という課題もあった。
女性蔑視とは何も男性からパワハラやセクハラされるだけでなくて、女性という「生物」そのものの研究学問がされてこなかったということ。さらには、女性で功績があった人のこともあまり記録に残されてこなかったということもある。

私たちは、女性全般のことが社会的に高く評価するに値しないと思われてきた時代に少女時代から20代を過ごしてきたわけだ。

たとえば、日本ではとても有名な「赤毛のアン」というお話があるんだけど、その作者のことは1980年代の百科事典には載ってなかった。女性の小説家だったからだろう。


そんな感じで、女性が女性であるがゆえに抱える人生の歩みについて、正しく教えてくれる場所も人もいなかった。
そんなのは、母親や親せきのおばさんやおばあちゃんが教えてくれるんじゃないの?と思うかもしれないけど、なかなか、そういう智慧を与えてくれる女性は少なかった。というのも、社会全体が女性とはこうあるべきというステレオタイプを押し付けていて、そのような女性像を女性たち自身が甘んじて受け入れるのが当時の一般的な女性たちだったからだ。


さて、若い女性に読んでほしいと思って書いているのだが、、、、、、


恋愛で、頭がクレイジーになって、心が張り裂けそうになって、抑えたいのに感情の爆発のアップダウンで苦しんでいるならば、、、、、、

かつてうら若き乙女だった私が教えてあげたいことがある。

それは、女性ホルモンのせい。以上! だから悩むだけ時間とエネルギーの無駄。あがくだけ自己卑下がひどくなる。
いまでは、生理前イライラ症候群などの名前で知られるようになったけど、
ワタシのころはあまり知られていなかったので、彼氏とケンカばかりして、
彼が悪い、私が悪いとシーソーのように揺れ動いた。

心理学もそのために学んだ。本気で「心」のコントロールの仕方を知りたいと思った。

いま、更年期をすぎて、私の身体は女性ホルモンの最後の一滴まで使いきったようだ。体は正直、だんだんと枯れていっているのを感じる。女性ホルモンは体のなかの潤滑油のような働きをしてたんだなと思う。

けれども、デメリットだけではなくて、これまで、時折り見舞われてきたブリザードのような感情の嵐が、ピタリと止まった!
恋愛感情のようなものも、なくなった!

男と女がドロドロの沼に落ちるのは、両者ともホルモンのなせるワザと今の私は体験的に思う。

女性というのは、初潮からスタートして、妊娠、出産、閉経と体が著しく変化していく生き物である!
という事実、これをしっかりと受け止めることが大事だと思った。

無理をしない。できないのが、女という生物である。

心が弱いから、メンタルが弱いから、知識が少ないから、そんなワケではない!

ただの、ホルモンのせい!

こういうことを、もっと若いころに知っていれば、私は、自分を過剰に責めることもなく、また、感情的になって爆発する私を受け止めきれずに逃げ出した彼氏を責めることもなく、嵐が過ぎ去るのを静かにまつこともできたのになあと振り返って思う。

そう、男性の方でこれを読んでくださっている方がいるならば、お願いがある。女性は自分でも理不尽だとわかっていても、月のものに支配されてホルモンが暴走して、クレイジーになるときがあるという事実を優しいまなざしで見守ってほしい。

女性が子供を産む性であることについて回るオマケのようなものだと思って、優しく接してあげてほしい ーーーーー 残念ながら、社会は間違った方向のジェンダーの平等へと向かっているようにワタシには思える。

本当のジェンダーレスというのは、ジェンダーレストイレというようなアホな話ではなくて、お互いの違いをちゃんと理解した上での調和的な生活の仕方のはず。平等だからトイレを共同で使いましょう?????
これって男性の発想だよね。そんなトイレを共有できる女性は数すくないだろうから結局、そのトイレは男性専用に近い利用状況になるんじゃないかな?

男の人が考えて作られた社会に女性がどのようにして参加すれば、ストレスなく互いに助け合って生産性を上げることができるのか。それは、いったん、男性が作った社会が変革されて、女性が生きやすい社会構築が必要になるのだろうと思う。

そのためには、女性が、女性自身の強みと弱みをちゃんと把握し、受け入れてそのことを卑下しなくていいほどの自信を身に着けていく必要があると思われる。

先日、私が自分のことを「おばあちゃん」と呼んだら、友人が「あなたはおばあちゃんじゃない!」と反論してきたんだけど、私の希望は「幸せなおばあちゃん」だからおばあちゃんで多いにけっこうだと思っている。
若さだけが女性の全てではないからこそ、その歳、その歳の女性性の表現があっていいと思う。

女性の人生は奥深く、多様性に富んでいて楽しいよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?