やっぱり転職活動したい理由2(業界から逃げたい)

なぜ転職したいのか、を整理しています。
第一弾は以下リンクからご覧ください(^^)


理由2:現職の業界から離れたいから

現職は、大規模組み込み機器のソフトウェア業界で組み込みエンジニアとして働いています。表題の通り、現職のソフトウェア業界から離れたく、転職を考えるようになりました。以下では、その理由を深堀りしていきます。

就活時の理想

元々は、エンドユーザーが一般の人々で、多くの人の生活や世の中に影響を与えられるようなプロダクトに関わりたいという軸で就活していました。
世の中に出回っているサービスや製品について、「これ、私が開発に関わっとるんやで~~」と家族や友人に自慢する、というのが理想でした。
入社5年目の今も、その思いは変わりません。
今私が所属する業界は、まさにエンドユーザーが一般の人であり、理想には合致しています。
ただ、実業務はちょっと思っていたのと違いました。

現実:開発に関わらせて頂いたソフトが、世の中に出回っていない

これは私が配属された部署で開発するソフトの開発フェーズや環境的に仕方のないことなのですが、自分がかかわった製品が世の中に出回ってエンドユーザーに届く、という経験ができておらず、何のためにやっているんだろう?と思うことが多いです。私が関わっているものはお試しの先行開発段階で、かつお試しのまま止まってしまったため、世の中に出回ることなく終わっていきました。

特に今の開発対象は、ただでさえ開発期間が長く、4,5年スパンでやっと量産化されて市場に出回るようなものです。
なるべく短期間で開発サイクルが回って、リリース後すぐに市場からの反応を得られるような業界を経験してみたいな、と思うようになりました。

じゃあ既存のリリース済み製品の不具合対応をやっている部署に異動すればいいのでは?とも考えましたが、その部署は残業がえげつないんですよね。。。毎日22:00が定時で、体調を崩している人も多いです。正直、そこまでしてやりたくないです。とってもわがままですが。。。

現実:自分が開発に関わったものが製品化される姿が見えづらい

まだ先行開発段階だったから、ともいえますが、製品の完成形が見えないことも、モチベーションが下がっている原因だと思います。

私が関わっているのは、顧客やパートナー企業さんも含めると100人の大規模プロジェクトで、全体の内の一部の仕事をすることになるため、どうしても開発対象がリリースされて、他の機能と合体して市場に出回った後の完成形が想像しにくいです。

普段の仕事では、直の顧客に何をどう納品するか/上司へ自分の成果物についてどう報告するか、ばかり考えています。
顧客納品や計画していたタスクが終わったあと、達成感はあるけど、本当に納品したソフトは顧客先でベースとして使用されているのか?何のためにやってるんだろう?と思うことが多々あります。もちろん、納品先のどこかで必ず使われていて意味はあると思うのですが。

顧客よりもっとその先の製品を使う人や、製品化された姿が全く見えないのは、私にとってはしんどいことなんだ、と気づきました。

現実:今の開発対象、めちゃくちゃ難しくてついていけなくて辛い

自分にとっては、めちゃくちゃ難しいんです。組み込み機器なので、他のweb系アプリとは違ってハードも関わってくるし。
さらに自分自身、その開発対象や業界自体に興味がないからなかなか勉強意欲が湧かず。。。前回記事にも書いた通り、技術について勉強してもなんだか腑に落ちない。人に説明できるくらい自信を持てない。
なので、今の業界は自分にはやっぱり向いていないです。

とはいえ、組み込み自体がかなり難しいから、今の製品以外の他の組み込み製品に行ってもモチベーション保てないと思いますが。。。

まとめ

環境のせいにしてる感が否めないですね。本当に私はわがまま野郎だなあ
いろいろ文句言ってるけど、そもそもなんでこの会社に入ったんだよって話もまた今度書きたいと思ってます。

ここまで振り返ってみて、私は、自分が本当に興味を持てるもの、価値あるものを扱う業界で、さらに自分がサービスに近い距離で関わることができる仕事がいいんだな、と気づきました。

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