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自律神経失調症と私~体験記③~

こんにちはみかんの缶詰🍊です


このお話の主人公は私。10年以上前から現在に至るまで自律神経失調症を2度体験した日々のお話


あくまでも原因や症状は全て「私の場合」で全ての人に当てはまる訳では無いという事を踏まえてお読み下さい


ひとりでも多くの人に声が届きますように。


**************************************************③心療内科

症状がでるだけでて、一向に回復する
見込みもなく、自分が何をしたんだと
あの頃は神様をも恨む勢いでした。

何かをしなければ体力が限界を迎えてしまう
そんな焦る気持ちでいっぱいでした。

でも、なぜあの時、心療内科や精神科にすぐ頼らなかったのかはわからない。
病院を転々とするなら駆け込めばよかったのに、、、

きっと私は怖かったんだろう。
「心の疾患」「精神疾患」
目を背けたかったんだろう。

心の疾患なんて知られたら
自分の元気なイメージが崩れてしまう。
子供たちが周りから何か言われるかも知れない。

冷静に考えれば自分の身体より世間体を
気にしていたんだと今は思う。

東日本大震災があり、沢山の人が
心を痛ませ、心療内科や精神科に通っている。
必死で戦っている
現実に向き合おうとしている

震災を経験してそんな事も知ってるはずなのに。。

自分は、、、馬鹿だ。
世間体だけで自分をわざわざ苦しめていたのだから。

心療内科に行く以前にも
自律神経に良いといわれてる物は試してみた。

最初に訪れた場所は
整骨院と鍼灸」でした

身体をしっかりほぐしてもらい鍼灸で
全身を整えてもらいましたが
身体がリラックスモードになり、
うつらうつらと眠気がくるものの
深い睡眠に入ることはできませんでした。

整骨院にも通いましたが
「身体が固いね。運動してる?」
といわれただけでほぼ、効果もなく
行くのを辞めました。

次に向かった先は
「自律神経失調症は首を治せば治る」
と言っている治療院だ。

いろいろ不安を感じるが
行ってみたところ、
治療としては、首に機械?のような
ものを巻き、少し電気の圧を掛けると
いったものだった記憶がある。

結論から言うと
私には全く効果が得られなかったのだ

ただただ時間も過ぎていき、治療にあてたお金も正直
沢山かかってしまったが
身体は一向によくならない。

そうこうしているうちに
新たな症状がでてきたのだ
それは

「トンネルが怖い」

これは本当に恐ろしくトンネルに入った瞬間
息苦しくなり
脳が圧迫される感じになり吐き気もするし
目も開けられなくなるのだ
短いトンネルでもものすごく長く感じ
1秒でも早くトンネルを抜けないと、、
とスピードを上げて運転していた。


この恐怖は今でもトンネルを通るたび
思いだし、不安にさせられるのだ

パニック障害の「広場恐怖症」と同じ
症状と言っても良いだろう。


そうして運転も怖くなり、ますます
気持ちも落ちてしまった。

その後、この状況はさすがにまずい!

意を決して心療内科を予約し
診察を受けにいったのだ。

初めて訪れた心療内科は
とても静かできれいな院内だった。

診察をし、お薬を処方してもらえたら
楽になるのか。。。

不安と期待を抱いていざ診察へ。

診察は医師に今の症状や状況を説明し
血圧を計り、触診、呼吸法を
教えてもらった。

こういう感じなんだと思っていたら
医師に呼ばれ
強い口調でこう、告げられた、、、

「あなたはきちんと話せるし笑顔もある
から大丈夫。
なんでもないよ!
 ここはね、
もっと大変な人が来るところ だから。
 あなたみたいに元気な人が来る所じゃないよ
 若いし大丈夫!」

耳を疑った、、
    
笑顔?
必死の作り笑いだよね?

症状も説明したよね?

こんなに苦しいのに何を言っているの?

なんで助けてくれないの?

目の前が真っ暗になり
何も言い返せず帰宅した。。。

若いし大丈夫の意味が私には全く理解できず
若さだけで乗り越えられたらとっくに乗り越えられてるよと打ちのめされた気分になった。

どん底に突き落とされた私は泣くしかなかった。

それでも、やっぱり医師に頼ることしかできず
新たに心療内科を探し診察を
受けることにした。

次に行った所は前回とは雰囲気も異なり
患者も沢山いて見る限り年齢層も様々だった。

その場所はなぜか少し安心できた。
理由としては
同じく悩んでる人がこんなにいると
いうことが分かったこと
もうひとつは直感でここなら大丈夫かも
と思えたこと


診察は前回と似た感じで
医師と話す事がメインだ。
穏やかな医師はゆっくりと
家族構成や家族の病歴、今の症状
などを聞き話してくれた。

そしてそこで初めて告げられた。

「自律神経失調症」です
と、、、

やっと一歩踏み出せた気分になった。
何より不調を分かってもらえた事が嬉しかった。

肩の力が抜けた。

そのまま睡眠薬と安定剤を処方してもらい
帰路に着いた。

安定剤はすぐ飲んでも良いという事だったので
車の中で飲んだら

左側に引っ張られていた神経が
まっすぐ元に戻っていく感覚が分かったのだ

これですぐに治るかも!
その時はそう思っていたが症状が
簡単に収まるわけでもなく、まだまだ
続くのであった。

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言葉辞典


鍼灸(しんきゅう•はりきゅう)とは
疾患や症状に適したツボに細い鍼を刺したり
もくざを置いて燃焼させ、身体に刺激を与えて
病気を治す力を高めるんだよ。

🍊鍼灸院にも得意、不得意の分野が
あるから調べて行ってみてね。


トンネルに入ると強い刺激を受ける事により
晴天の昼間は特に、明るい所から暗い所に入る事により心理的な圧迫を感じてしまうんだよ。

🍊トンネルが怖いと感じたら歌を歌ったり
深呼吸して対策してみよう🍊


打撲や捻挫などに対して手技で元の位置に戻して
整復や固定を行うよ

🍊バキバキっと音を出すのはパフォーマンスの
ひとつ。
今は「優しく」をモットーにしている所が多いよね🍊

緊張やストレスなどの心理的影響が原因で起こる
疾患を心理的なものも合わせ治療やケアをしていくよ。

🍊ちなみに精神科は心の不調そのものに
対して治療を行っていくよ🍊

症状についてや病歴、服薬、原因になるストレス
のお話も聞かれるよ。
一般的な内科と同じように血液検査や身体検査も
行うよ。

🍊2回目以降は症状についてやお薬の効果
など聞かれる事が多いよ🍊


さまざまなメンタル疾患や症状の治療に使用する
お薬を処方してくれるよ

🍊例えば抗うつ薬、抗不安薬
気分安定剤や睡眠薬などがあるよ。
減薬等は必ず医師と相談してね


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🌻ここまで読んでくれてありがとう🌻

to be continued     







    














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