弱いヒーロー
ヒーローって聞くと、どんなイメージ?
強力な武器を持つ、
弱いものを助ける強いヒーロー、
筋肉ムキムキ、
魔法を使える、
などなど。
映画やアニメの影響って大きいですよね笑
最近感動した本で、弱くてかっこいい武器もないけど
とっても心優しいヒーローのお話がありました。
誰だかわかりますか??
それは、
アンパンマン!!
顔がアンパンで、水にぬれるとすぐ弱る。
かっこいい武器もない。
でも、お腹が空いた人がいればすぐに飛んできて、顔をちぎって食べさせてくれる。自分の力がなくなってしまうというのに。。。
このお話を作った、やなせたかしさんとアンパンマンの物語を綴った「勇気の花が開くとき」という本には、
やなせたかしさんの人生でたくさん経験した辛い出来事や、
その中で生きる意味ってなんだろう?って考え続けたことでアンパンマンが生まれたことが書かれていました。
『何のために生まれて、何をして生きるのか?答えられないなんてそんなのはイヤだ!』
アンパンマンのマーチには、やなせたかしさんの哲学が込められています。
『弱いものが勇気を出した時、本当のヒーローになるんだ』
自分の顔をちぎって助けるなんて・・・という大人に反して、子供たちの評判が良く、長い時間を経てテレビ放送されたそうです。
子供達はなぜかアンパンマンを一度は好きになって成長するんです!
ほんとに不思議。
本質を見抜く目があるんでしょうか?
やなせさんの想いが伝わるんでしょうか?
誰にでも辛いこと・悩むこと・出口が見えないこと色々ありますが、「何のために生きるのか?」問い続けながら乗り越えることによって、「勇気の花」が咲いていくのかもしれません。
これって非認知能力そのものです。
乗り越えるたびに、彩り豊かな人生になる。
そう思うと、勇気や元気が出てきませんか?
今日から私のヒーローは『アンパンマン』です♡
この本をおススメしてくれた娘に感謝!