インプット病からの脱出作戦

おはようございます。今日も書いていきます。
先日、近くのイオンスーパーに行ってお菓子とか、コーヒー豆などを物色していたのですが、コーヒーはいろんな種類があるけど、なんでこうも値段が違うのか。安くてもおいしいものはおいしいし、中間的な価格のコーヒーをセレクトしてもおいしくなかったりする。数多くある中で、豆をひいたりフィルターセットが不要なドリップパック式の中からセレクトしようとおもいました。まずは、コストの面、高いものはスターバックスとかドトールとかが出しているものがあります。中間的価格のものは、小川珈琲とかUCCとかキーコーヒーとかがあります。最も安いものでは、イオンのオリジナルのベストプライスがあります。今回は最安のベストプライスのビターをセレクトしました。それも16パック入っていて税抜き300円を切っています。安くておいしかったらお得ですからね。帰宅してコーヒーを淹れてみると香りはまずまずですが、味は結構おいしかった。さすがイオンです。大きく外しません。日本全国の一般人の舌に合うようにうまく味を設計されています。
私が好むのは、基本的に中庸なもの、こだわりが強くないというこだわりのもの。私は無印良品が大好きですが、コンセプトは「これでいい」という諦めのようにとれる言葉を肯定的にとらえ、日常に意味を求めすぎず、これでいいと思えるもので日常を過ごすことを大切にされています。
「これでなければ」という、ここぞという時のために感性は残しておく。ただ、適当ではなく、考え抜かれた「これでいい」は一つ次元が高い位置として設定されているように思います。そのような商品が私は大好きです。
飽きのこないけど、職人的なもの、工芸的なもの、民芸のようなニュアンスもとても好きです。こりに凝ったものは民芸としては適さないとおもいます。あくまで日常の生活に寄り添った、空気のようでいて、なくなると寂しいもの。味のあるものともいいますか、時間が織り成す美というか、作り手が気持ちよく丁寧に練りこんだ作品を見ると感性に訴えてきます。工業製品にもそのような工芸的な美は宿ります。その原型、アーキタイプを作った人の感性や心持、スタンスがすべてその形や素材に影響を与えます。制度、仕組みや、システムにおいても同じことが云えると思います。設計思想とでもいいましょうか、その思想は美しく、潔白で、やわらかい感性で創造されたものであってほしい。僕たちはそのように日々の仕事に励み、生きていくことが重要に思います。ヨーゼフ・ボイスの「物質の起源、その背後にある思想に到達したいのだ。」「すべての人は芸術である」という言葉が有名だけど、自分自身、自己の思想を革命することが、自分の周囲、環境、社会にまで影響を与えるのだろう。手触りのある、柔らかな環境になるといいと思う。そのために、生きるための思想を自分で作り出して行動していきたいと思っている。
コーヒーの選び方で、自分の考えや思想を考えるきっかけになる。書かなければわからないことがある。自分の行動を振り返り、それをフィードバックして観察して記述する。いろいろ書いていきながら、自分の仕事とはなにかが分かってくればいいなと少し期待している。日本の学校は人たちをインプット病にしてしまっていると思う。PCや手帳を使って積極的にアウトプットすることを教育の中に組み込むことで、鬱の人も減ってくるのではないかしら。継続すること。日課がとても大切で、ハードルを高くせず、なんでも書いていいし、それを投稿していけばいいのだ。自分で自分を救済すること。それを自分の経験を通じて話ができる人間になりたいと考えています。
今日はこの辺で失礼します。
今日もありがとうございます。

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