言葉では表せないほどの愛　かけがえのない存在

ホラホラ
ウフフ
猫じゃらしおもちゃを使い
シャカシャカ　シャカシャカ
ニャンズと戯れる母
コタツの上にドテッと寝転び　
母のお相手をするニャンズ

いい関係

母は
一人暮らしをしていた時
猫が居たらよかったのに
と　しきりに言っていた

いまその生活が実現している

楽しそうにしている母の背中を見ていて
よかったね！
と思う

この話を夫にしたら
お母さん幸せそうだね
このまま　ここに
いてもらったら良いよ
それが親孝行だね
と言ってくれた

私は
親孝行したいとは
まったく思っていなかったが
カレには
親孝行　大切な事なんだなと思った

シアワセそうな　母　夫
そしてニャンズ　を
見ていると
ココロ穏やかになる

なんていい時間なんだろう

老老介護してると言うと
大抵の人は
タイヘンね〜と同情してくれる

実際
母に認知症の症状が出ている時は
悩む
このまま進んだらどうしよう！

毎日夕飯の後に
翌日分の薬を小袋に入れ分ける
薬は3種類だけど
約2ヶ月経つのに　
まだ完全には覚えていない
いつも初めて聞くような反応をする

しかしこのくらいは
なんとかやりすごせる

でも昨日は
財布にお金が入っていない　と
夜にたいそう心配して訴えてきた
物取られ不安に続く様な感じ

今母にはお金を使う機会はない
でも　少しだけ財布にいれてある
それを言って確認したら安心して寝た

一人暮らしの時は
現金が無いと生活出来なかったので
常に財布に多めに入れて備えていた人
だから
フト心配になったんだろうなぁー

先日は
玄関のチェーン鍵が閉められていて
私は締め出された
なんで閉めたの？
思わず少し怒ってしまった

強張った表情で
私は閉めていない！と
ぶつぶつ言っていたので
家にいるのはお母さんだけよ
誰が閉めるの？
強い口調で言ってしまった・・

認知症って怖いなぁと思う

どちらも
一人で生きていく上での
母の大切な習慣
お金と安全を守る事だった

その思いが
フト出てきての行動なのだろう

私にも　いつか
そんな時が来るんだよなぁ
あー　
不安が襲う

寝入った母の寝息を聞きながら
夫に
私　一人で生きていく自信ないなぁ
早くいっちゃだめだよー
長生きしてねー　絶対だよー
と言ったら

夫
オレだって
一人の生活なんて考えられないよ
一人でいたらって考えただけでも
ゾッとする　
かけがえがないんだよ
いてくれなきゃダメだよ
いろんな意味で助けてくれて
ホントにありがたいと思っている
愛してる　とか
好き　なんて言葉じゃ
表せないよ　この気持ち　　

マジメにしみじみと話してくれた

ホントに　
愛されてるんだなー

じゃあさ　
お互い頑張って長生きしようね

いつまでも　
助け合って生きていようね

母との同居をする様になり　
ますますそんな気持ちが・・
強くなりました

たまにはご褒美
美味しかったです