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【読書】機嫌のデザインー私が大切にすべきこと

季節が変わり、職場の環境も少し動きがあった。
はっきりとした言葉では表現できないが、職場の中も、自分の気持ちも、空気がざわついて落ち着かない感じがある。
私の気持ちを平常にしてくれるのは、本の存在だ。
自分の直感を信じ、本を選ぶ。
今回、選んだ本は『機嫌のデザイン 秋田道夫』
ひと月前に読了していたが、再読する。

仕事中に感じた違和感についてを改めて気づかせてくれた部分があった。

劣等感は優越感の裏返し。自分自身とは謙虚に付き合う。

機嫌のデザイン 秋田道夫 P112

私は30年以上、同じ職業に就いている。
一緒に仕事をしている人のほとんどが年下だ。
今の部署での経験も5年目となり長い方になった。
いろんな職種の人達と協力して仕事をすすめていく中で、同じ職種だけでなく、他の職種の人達も私への報告や確認が多い。
全体を把握する立場にあり、当然のことだが、この状況を勘違いしてはいけないと、ふと思った時があった。
年長者として頼りにされているという事実もあるだろう。
だけど、おごってはいけない。
みんなが、私を頼ってくれているという気持ちになってはいけないと。
立場上、報告や相談をしているだけなんだと。

本の中での意は、反対であるかと思う。
劣等感を抱くのは、自分はできると自分に期待しているから、傷つくと。

逆も真なりで、優越感を抱くから、何かにぶつかったときに劣等感を味わう。
どちらの意だとしても謙虚に、自分に期待なんかせず、いつも平常でいればいいということだと解釈した。
誰が上とか下とか関係ないと。

つい、年齢の差、経験の差で上下をつけ、判断してしまう。

日本の縦社会は、そういう仕組みで動いているので仕方ないことではあるが、自分の中で、人を上下で判断する気持ちは持たないようにしたいと。

これは仕事に限らず、普段の生活でも、言葉や態度にでてしまうものだと思う。
『謙虚』意識していこう。


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