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痒いところに手が届く⁈ 「書く習慣」いしかわゆき著 

noteを始めて2週間。
なんだかいつも、書くことについて、頭から離れない。
慣れないせいもあり、大好きな本を読む時間も短くなっている。
ここは一つ、本を読んで頭を切り替えようと思うも、手元にある本に手を伸ばしても、内容が頭に入ってこない。
頭の中が書くことに、傾いている感じ。
noteで執筆している人が「書くこと」について本を出版しているのをSNSで見つけた。
本を読みたい欲、書くことを知りたい欲、まさに今、私がのどから手が出るほど欲しい両方の欲を満たす一冊。
『書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力』いしかわゆき著

本を購入し、すぐに読みたかったのでお気に入りのカフェに行って、さっそく読み始める。

読者のお悩み別に読み進めることができる、チャートもついている。
自分の悩みを理解するために、チャートの質問に答えていく。
私のお悩みは、『書く思考を手に入れよう』だった。(本当にそうなのか、2回試してみたが、やっぱりそうでした)
まずは、その章を読み、時間はたっぷりあるので1章から読んでいく。

読み始めてすぐに刺さるワードが、出てくる。

「売る前提」で本を読まないこと。

書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力 いしかわゆき著

ネタについての章でインプット・アウトプットの流れから、このタイトルを見た時に、「そうなのよ、本を読むのは大好きだけど、汚さないように気にして読んでる感あるわ」って、思ってしまった。
本当は線を引いたり、印をつけたりしたいのに、そのままにして、後で感想を書くときに、なんか響くことが書いてあったのに、なんだったかなと、肝心な響いた言葉も忘れてしまう。
本を売るつもりがなくても、いつも綺麗に読もうとする癖がついている。
この一文を読んでから、折ったり、線を引いたりして、まるで何かのテキストの様に印をつけて読みすすめた。

どの章でも、「今の感じでいいんだよ」って、言われている感じがした。
ふんふんと鼻息荒く読み進める。
特に「こんな私でもいいんですね、ありがとうございます」と、感謝したくなった。
この3つの箇所を読んだ時には、迷いや不安が解消された気分だった。

・だれでもなく「自分のため」に書いていい
・「毎日やる宣言」で自分のプライドを利用する
・「いい感じのまとめ」が文章をつまらなくする

書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力 いしかわゆき著

自分の考えを整理し、思いを伝えたいと始めたnote。
それを肯定してくれているかのよう。

だれに頼まれたわけでもないのに、note開始時に「毎日、書く」と自分に課した。この本のタイトルの様に「書くことを習慣にしたい」から。
毎日書くことで、文章力アップや広く自分の考えを伝えたいから。
毎日書くと決め、何度か記事に書いてきたことは、自分にあった方法だったようだ。(まだ、2週間だけど)

noteに記事を書いてきて、「まとめ」方がわからないという問題にぶつかっていたところだった。
なんだか、「まとめ」が薄い感じがする。でも、そこに至るまでに見出しを付けてきたから、最後はやっぱり「まとめ」の見出しがいるだろうと、もやっとしていた。
記事を書くたびに、気になっていた事について書かれていて、「それ、それ、そうなのよ」と、痒いところに手が届く感じだ。

書き方のノウハウではなく、書くための心意気、思い、自分の感情に重きをおいている。
今も、横にこの本をおいて必要な個所をみたり、ラインを引いたところを読み返したりしている。
これからも、何度も開いて読む。

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