今ではありえない、ブラスが勢ぞろいの豪華な音作り
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第11弾!
「Breath From The Season」 TOKYO ENSEMBLE LAB
1988年発売
本日紹介するブラスバンドのアルバムも知り人ぞ知るかもしれないですが、楽曲は耳にした事ある人は多く居ると思います。
この曲は当時JTのCM曲に選ばれて良く流れていました(このバージョンは最近出たリブートアレンジですが)。
このトーキョー・アンサンブル・ラボというユニットを率いるのは数原晋というベテラン・トランペッター。
数原さんとの出会いは角松敏生の名盤(After 5 Crash)!
恐らく10代では一番聞いた一枚かもしれない程、私の音楽ベースとなった一枚。
世界中でCityPopが大流行している昨今。
角松氏も再評価されてますね。
その中でも打ち込みを取り入れる前のこの一枚は、スタジオ・ミュージィシャン達を贅沢に使った今ではあり得ない一枚です。
その中のブラス演奏とアレンジを請け負っていたのが数原晋さんでした。
勢いの乗った角松氏は自身のレーベルを作り、第一弾アーティストとして今作を制作したんです。
所謂フュージョンアルバムですが、ジャズのスタンダードやフォレスシルバーの名曲、当然角松氏の楽曲も収められています。
兎に角ブラスアレンジがカッコいいし、先程も言いましたが、こんな贅沢なメンバーでアルバムを作れた時代に感謝ですね。
フュージョン好き、角松好き、CityPop好き、ジャズ好き、兎に角皆さんに効いて貰いたい一枚です。
皆様にはポンタさんのドラムが炸裂しているホレスシルバーのカバー曲を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?