ブェナビスタ以降のキューバ音楽の新しい風
56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第60弾!
「breathe」 yusa
2005年発売
本日紹介するのはキューバの女性ベース弾きであるyusa(ジューサ)という人物。
キューバ―音楽と言えば、ブェナビスタ・ソシアル・クラブ。
共産主義が故に残った伝統的キューバ音楽は本当に素晴らしかった。
そのキューバも今や資本主義の波が押し寄せ新しい文化が生まれています。
ブェナビスタ生まれのジューサはその先頭に立つキューバのミュージィシャンです。
既にこのnoteで彼女が参加した名盤を紹介済みです。
個人的には凄い名盤だと思ってるんだけど、意外と記事を読んでくれている人が少ない。
ワールド系はやっぱ弱いのかな?
それはさておき、そのLIVEでも素晴らしい演奏とコーラスを聞かせてくれたジューサ。
今作はセカンドアルバムです。
当然ファーストも聞いてますが、今作の方が洗練され聞きやすく良さが良く出ていると思います。
ちゃんと音楽大学も出ているので、感性だけでなく理論も伴う楽曲は素晴らしいし、歌声もファンキー。
そして彼女の最大の特徴は五弦ベースを操る点。
指弾きで縦横無尽に動く奏法は、どこかジャコパスを思い起こさせます。
随所に才能を感じさせてくれる歌姫です。
皆様にはファンキーなLIVE映像を。