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自由時間は長すぎても短すぎてもダメ!

自由時間は長すぎても短すぎてもダメ!
ペンシルベニア大学の研究

一日の自由時間は長ければ長いほど嬉しい、と考える人も多いだろう
しかし、長すぎる自由時間が必ずしも幸福に繋がるとは限らない
短すぎる自由時間はもっての他だが、長すぎる自由時間の弊害について伝えたい

アメリカで行われた二つの調査を使用して、まず自由時間と幸福度について調べた
一つ目のデータは、アメリカの人材マネジメント会社の調査
13639人の従業員に仕事がある日の自由時間の長さと幸福度を調査

二つ目のデータは、アメリカの労働省労働統計局の調査
21736人のアメリカ人の自由時間と幸福度の調査

二つのデータを分析した結果、自由時間が増えるごとに幸福度も上昇していた
ただし、自由時間が2時間までだった
自由時間が2時間以上あっても、幸福度があがることはない
しかも、自由時間が5時間を越えると、幸福度が下がり始めていた
自由時間が短すぎる場合は、ストレスも感じていた

自由時間は長すぎても短すぎても、幸福度に影響を与える
2時間~5時間がベストである

詳しく調べるため、オンラインで追加の調査を行った
参加者に自由時間があることを想像してもらい、自由時間に生産的な活動か非生産的な活動を想像してもらった
生産的な活動は、趣味、運動、子供と遊ぶなど
非生産的な活動は、テレビを見る、動画を見るなど

その結果、自由時間を非生産的な活動に費やした場合、幸福度が下がっていた
生産的な活動に時間を使っていた場合、5時間を越える自由時間でも、幸福度の低下は見られなかった

要するに、自由時間は生産的な活動に費やしましょう、ということ
せっかくの自由時間も非生産的な活動に費やしていると、幸福度を下げる
時間を無駄にした、と思うことで幸福度が下がると思われる

なので、先に自由時間する生産的な活動を決めておけばいい
30分、1時間、2時間など、自由時間の長さによって最初から何をするのか決めていれば、時間を無駄にすることはない
時間を無駄にしなければ、短い自由時間でも幸福を得られることだろう

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参考文献
Having too little or too much time is linked to lower subjective well-being.
https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2Fpspp0000391

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