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不登校の教科書 東ちひろ著

感想を書くのに何度か挫折しているけど、
この本がとても参考になった。

・「ココロ貯金」は、子どもの心の中にある貯金箱に親の愛情をためるためのメソッド
・あなたの愛情は「たりない」のではなく「伝わっていない」だけ
・ココロ貯金をためるコツは「聴く」「触れる」「認める」
・ココロ貯金がもれるのは人格を傷つけられたとき
・ココロ貯金をもらさないコツは、あなたがされたらいやな接し方を子どもにしないこと」

—『不登校の教科書: 9割が改善! シンプルなのによく効く3つの魔法』東ちひろ著
https://a.co/8jv127w

不登校の教科書より

心がすり減る様子を
ココロの貯金箱に穴が空いている状態、
と表現している。

不登校が始まったばかりの頃は、
とにかく休ませて、回復させて、
穴を塞ぐ。

回復してきたら、
自己肯定感を高めたり、
愛を伝えて元気を貯めていく。

みたいなことが、
わかりやすく書かれている。

言われてみれば、
うちも充電切れのような状態、
ぴったりくっついて充電して、
時間をかけて、行けそう?な状態になり、
そこからまたトライしている。

新学期になり、たまに休むこともあるけど、
なんとか通っている。

宿題ができなくて、集中力がなくても、
ぴったりくっつくと
またできるようになったりする。

失敗して元気がなくなっても、
また元気を貯金して挑戦して、
成功体験を積み重ねていけるといいね。

休んでた時間も無駄じゃなかったね。
穴を塞いで貯金していた期間だったんだね。

さらに、この本では
具体的な声かけや、認める、
ということについて書かれている。
思春期以降で身体的接触は難しい場合、
家庭を安全な場所にする、
子どもを認める声かけをする、
雑談する、など。

完全に自立して巣立つまで、
何度かココロの貯金箱に
穴が開くかもしれない。
声かけに失敗して貯金が減るかもしれない。
でも減ったら増やせばいい。

今すぐ上手くできなくても、
何年もかけて、
愛情を伝えて、
自己肯定感を上げて、
元気に育ってくれればいいな。

今の息子の様子だと、
貯金がギリギリ黒字な程度なのかも。
今後も気をつけて見ていくことで、
赤字転落を免れるよう
与えていきたいところだけど、
母にも余裕がないとムリだよね。

仕事のあと疲れて帰ってくると、
息子が近寄ってきても
なんか食べたいとか飲みたいとか
シャワー浴びたいとか煩悩まみれで
まず自分が満たされないとムリだな、と思う。 

というわけで。
結論としては、まず自分を満たせ。
でいいのかしら?(笑)
そして息子をかまい倒して、
娘への目配りも、って、
欲張りな話。
でも、そうできるよう
ちょっと変えてみてもいいかも。

日曜日に仕事して、
安いからってその後スーパーに行って
一週間分まとめ買いと
その日の夕飯に美味しい物を買って、
それも楽しいけど、
やっぱり買い物は別の日にしよう。

日曜日に仕事したらすぐ帰って、
シャワー浴びて軽く食べて
息子にちょっかい出して、
ごはん食べて早めに寝る、
でもいいはず。

時間の使い方って大事。
疲れてると何もできないから、
体力の回復も同じくらい大事。
つい全力で仕事しちゃう癖があるから、
全力でするなー、
帰宅後も仕事あるんじゃー、
と、自分に言い聞かせる。

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