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会社で、
権威に対して素直に同調できず、
疑ったり、拒否などして、
自由意思で行動することに
自分の人生の意味を感じていませんか。

家庭の孤独について、
「渡る世間は鬼ばかり」の作家、橋田壽賀子が「家族と一緒にいても孤独ということはある……そのほうが、もっと孤独」と指摘しています。

人類は、アダムとイブが、神に対して「ノー」と言ったがために、
楽園を追われ、そして、孤独という重荷を負わされたと聞きいた。

元来の生物は、神を疑わず、自然を楽園とし、自然に従い、
一体となっていることが、存在の条件です。

叱られて宥められても、
自由を叫び、自己決定に走る根本心理は、
引き換えに「孤独」という重荷を背負うことを
義務づけされたのです。

権威に従って生きることは、
自らの自由を権威に対して差し出すこと。

孤独を解決する考え方について、
少し長い引用文ですが、
「基本的に自分は一人であることを認め、……。自分自身の力を使うことによってだけ、自分の人生に意味を与えることができるという事実を認識することである」岸見一郎著「エーリッヒ・フロム」

人生に意味を与えるとは、自分の力による行動の選択にある。
自己決定ということです。

もう一つ大切なこと、人間が、自己実現できるのは人との繋がりによってのみ。幸せは、「人を伝わってやってくる」という法則です。

僕は、上意下達の権威に対する面従腹背をしながら、孤独との狭間に妥協点を見出し生きて来た。アダムとイブに責任があると、他人の責任に言い逃れしたりして。

70歳になって、親友のとある言葉から、自分が孤独である現実を受け入れた。
遣り甲斐や生き甲斐が欲しいと思うところに、自分の自由があることに気付きを得て、社会に再デビューするための勉強を始めた。

あれから2年、私は勉強することで孤独を忘れるようになりましたが、
勉強以外、親友のようなキョウヨウ(今日の用事)がまだない。

根本的な僕の孤独解消は、社会貢献とか、奉仕的な仕事で人の役に立つキョウヨウを見つけて、正当なお金を戴くことにある。

権威に対してタブーである「ノー」を繰り返しているのは自由を守るため、この後も、仄かな孤独を感じつつ、社会貢献で人と繋がることによって「幸せは、人を伝わって来る」の法則が存在することを信じます。

社会保険労務士パーソナルキャリア相談室


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