赤ちゃんを思う時、赤ちゃんもまたこちらのことを思っているのかも知れない
私自身、計画性が全くない人間である。
赤ちゃんがお腹に来てくれて予定日もおおよそ決まり、仕事の目処をつけて引き継ぎをし…と、目標が定まれば早いのであるが、それまで腰が重い。
思い出せば、中学の定期テストも普段の授業はボケーっと聞いていたが、定期テストの範囲が決まった途端、急にやる気が出てきてシャッとやってすぐ忘れるタイプだった。(よく言えば効率的)
これが実生活だとどうだろう。
直近書いてきた記事の通り、もともとお片付け自体そこまで得意でなく、基本的に探しモノをする際は自分との心理戦。
「動線的にここに置かないはず…多分この辺…あ、あったあった!」みたいな。
赤ちゃんが産まれたらグッズも多くなるし、そもそも身体的・精神的にもほぼ限界の状態で過ごすのに探し物が見つからないというのは大きなストレスになるであろうことは想像に難くない。
…が、どうしてもやる気が出なかった。
赤ちゃんが産まれるのは本当に本当に楽しみで仕方ないのだが、どうも準備ができない。
育児本や出産準備の記事等々を見ても「へぇ〜こんなに準備いるんだ!大変だなあ!」と実感が湧かないのと、予定日まで時間があると思って余裕ぶっこいていた。
多分お腹の中からフォローされてる
「いやいやもうちょい本気出せよ」と赤ちゃんは思ってたのかも。
実は何回か赤ちゃんに切迫感のある夢を見せてもらっている。
フォロー1回目
6月のある日。予定日は10月初旬だが、この時期になぜか「7月末のある日にベッドで普通に寝てたらすでに綺麗に処置された赤ちゃんがお腹からにゅっと出てくる」という夢を見て、冷や汗かきながら起床。
赤ちゃんを自分の腕で抱けていること自体感動ではあるが、陣痛もなく、なんなら感動の出産シーンすらすっ飛ばしての手元に存在するのはなんとなく寂しいな〜と至って冷静に考えつつ、起床後、「残りまだ4ヶ月あると思ってたけどあと1ヶ月はまずい!!!まあ確かに出産ていつ本番かわからんよな!!!」と緊迫感に駆られる。
その週末から人が変わったように断捨離を始め、夫の洋服も衣装ケースごとリビングに放り出し、「6月末までに整理せんかったら問答無用で捨てます!」と宣言し、自分の私物も猛烈整理の日々。
ここで物置部屋がだいぶ片付いた。赤ちゃんにちょっと本気見せれたかな。
夫のやる気スイッチもここでちょっと入った気がする(夫もかい)
フォロー2回目
そんなこんなで7月末にはまだ産まれておらずお腹の中ですくすく成長中で、その時期は生後半年の赤ちゃんがいる友人とアカチャンホンポで必要なものを一気に調達。
現役ママのこれいる・いらんの声は本当にありがたかった。わかりやすい。
加え、ロトトクッションやスワドルといった、「その子に合えば抜群にお世話が楽になるけど合わんかったら残念なもの」系も借りることができた。感謝
そしてそこからは2ヶ月ほど仕事に没頭する毎日。(なんだかんだ頑張った)
やっと仕事も区切りがつき産休に入ってはや1ヶ月。
細々と断捨離はしていたものの、「赤ちゃんお腹にいて疲れてるしぃ〜10年社会人頑張ったから寝かせて〜〜〜」とソファでゴロゴロする日々。
残り2週間か〜と余裕ぶっこいてた昨日、ついに2度目の赤ちゃんからのお達しがきた。
細かいところ覚えてないけど、「残り2週間やと思ってるやろけど、今週末生まれます!」と宣言?される夢だった。
自分から言うんや??と思いつつも、「今週末はやばい!!確かに臨月やけども!!!!これは前回よりリアルだな!?!?」と。(遅い)
ワゴンは組み立ててそのまま、ベビーベッドは来たのに未開封、借りたロトトクッションのカバーまだ洗ってない…と、「まあ最悪今産まれても入院中に夫に頑張って貰えばいけるっしょ」のレベルで余裕かましてたけど、やっぱり今できることをやってないことへの焦りも出てきた。
ということで、今日朝からクッションカバーやお風呂用タオルを洗い、後ほどワゴンのセッティング、ベビーベッドも防水シーツ買わんでいいのか等々の検討も含めやろうと思う。
すごく母親のことわかってる赤ちゃんだと思う
夢で見る内容って自分の潜在意識が要因かなと考えているので、産休なのにできてないことへの後ろめたさはあるんだろうなとは思っている。
(自覚的にサボっておいてこの言い方は違うかもだが)
が、おそらく赤ちゃん自身、「こいつは圧かけんとあかんな。やることはわかってるのになあ。よっしゃ期限めっちゃ短くしておしり叩いたろ」と言う感じなのかなとも思っている。
さすが10ヶ月一緒にいるだけあるなあ。私の性格をよくわかっている。
でも赤ちゃんからしても準備ちゃんとして、余裕持って迎えてほしいよね。
ほんま直前までヒヤヒヤさせるオカンやけど、ちゃんと用意するね。
と言うことで終わります。
いつまでも受験生みたいな気持ちで過ごしているプレママでした。
お読みいただきありがとうございました👶
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