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🍀こころと身体を軽くする掃除

 現在、私は家事代行の仕事をしております。よく真面目で責任感の強いお客様から「どうすれば家を綺麗に保つことができますか?」という技術的な質問を受けます。私はその質問に対し、だいたいこう答えます。

「私といたら勝手に掃除できるようになりますよ」

 それは私を見て真似ろとか、そういう意味ではありません!いくらテクニック面を学んだところで、こころがついて来なければ、決して身体は動かないからです。そのお客様は決して掃除が苦手でも、めんどくさがり屋でもありませんでした。単純に、日常が忙しい過ぎて、「快・不快のセンサー」が一時的に鈍化しただけでした。大丈夫!あなたはまた必ず掃除ができるようになります!

🍀結論:快・不快センサーが戻れば勝手に掃除ができるようになる!



◎快・不快センサーとは?


 あなたが初めておうちに引っ越ししたとき、どんな気持ちでしたか?まるで真っ白なキャンパスに絵を描くような、すがすかしい気持ちではなかったでしょうか。好きなインテリアを置き、理想のキッチンを作り、リビングでは子供が遊び、幸せな家庭を築いている。そのときの状態が快センサーがマックスです。

 部屋の中は自分の脳の中と同じとよく言います。部屋が荒れているということは、「先延ばし癖」「他人任せ」「小さいことに気づけない」「時間管理ができない」「わからないことがそのまま放置する」など見ないふりをすることです。その結果、それが常態化して、どんどん快・不快を感じにくくなっていき、センサーが鈍化していきます。

◎お家の3段階


 家事代行の仕事は少し、お医者さんに似ていて以下の様に考えることもできます。

①手術
②対処療法
③予防治療

 そのお客様は②の対処療法レベルでした。少し疲れて感度が鈍かっただけなのです。なので私が部屋を作っていく(お薬を渡すと)と徐々にセンサーも戻ってきて自分で部屋を綺麗に整えていくようになっていきました。私の仕事はお部屋の掃除というハード面と、センサーを戻すというソフト面があると思っています。一度、感度を取り戻すと、体は勝手に動きます。普段からの掃除(③予防治療)ができていれば、快不快のセンサーの感度はどんどん上がっていきます。

◎最後に

 私はお客様の毎日の家事の一部を切り取っているだけですが、奥様業務をフルタイムで毎日やれと言われたら、それだけでゾっとします‼︎(笑)。それくらい世の奥様方は頑張っていて寂しいだろうなと感じます。もし、家事に疲れたら、一度病院行く感覚で家事代行を使ってみてください!勝手に応援してます!





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