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大学を中退した話①

はじめに


当然だけど、
タイトルにもあるように大学を中退した話をしようと思う。

なんでって?
そうだな、パソコンのメモ帳に自分の人生の備忘録のような、ものをつけていたんだ。

そんなとき、なんか寂しさを感じたんだよね。

令和というこんなにも個の発信力が強い時代にただメモ帳に書きまくっている自分に。

noteに大学中退の話を書くのに理由なんてそれぐらいで十分だろう。

誰とも知らないやつの大学辞めた話なんて別に興味ねぇよ!

まぁ、そんな事思わないでちょっと読んでもらえたら嬉しいな。

さて、ぼくが大学を中退したのは、2016年の9月だから、
もう、かれこれ今年の9月がくればもう、6年も前の話になるね。

ぼくが大学を中退するにあたって、
ぼくの中学生の頃から話をしなくてはならない。

中1のぼくは普通の公立の中学に通ういたってふつうの学生だった。

強いて言えば少し真面目だったくらいかな。

勉強に目覚める


部活は卓球部。

本当は別の部活動に入りたかったんだが、兄貴がいたから気まずくてねえ。

でも夏になったら彼が引退してから卓球部を辞めてそっちの部活に移った。

辞めるとき、顧問の先生からは怒られたことを覚えている。

先輩や同期に何も相談しなかったことを。

”辞める”

この言葉とはこの頃からの付き合いだ。

さて、中間、期末テストというものがある。

2学期はじめに、
母から、”次の点数悪かったら塾入れる”

と言われ、

必死になって勉強した。

するとなんと、思ってもみなかった高得点を叩き出してしまったのだ。

調子に乗ったぼくは、塾にいかなくてもいい点数だったのにも関わらず、
自ら塾に入ることを志願した。

その塾は当時、進学校を目指す生徒がこぞって通うことで有名な塾だった。

そっからはもうぼくの生活は勉強と、部活だけになった。

志望校も県内でトップ3に入る高校にした。

そこの高校に入学するべく、勉強勉強。

青春をすべて勉強に捧げた。

中2の頃がぼくの人生の中で何もかもがピークだった。

学年トップクラス、部活も人間関係も全てが順調。


志望校を上げて合格


中3になり、周りも受験を意識し始めたせいか、相対的に自分の成績に陰りが見え始めた。

しかし、過去に詰んできた先生たちへの信頼、勉強の継続の甲斐もあってか異常なまでに高い内申点を勝ち取ることができた。

前期の受験は前から目指してきた県内トップ3の高校を受験。

しかし、落ちることになる。

後期の高校は変えずに行こうとしていた。

しかし、塾から電話がなり、サトロウくんの成績なら県内トップの〇〇高校にいけますよ!

と説得の連絡が入ったのだ。

ぼくはまんまとその口車に乗せられ、

そのトップの高校を受験し見事に合格したのだ。

自分でも信じられなかった。

自分の目が信じられず、近くにいた塾長に確認してもらったほどだ。

今までの人生で感じたこと無い高揚感を覚えた。


しかし、そのときぼくは知る由もなかった。

10年近くぼくを苦しめる地獄がすでに始まっていたことに、、、。




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