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やってよかったエアコンクリーニング

ふとエアコンの吹き出し口に目をやって、驚愕!
なんと、カビだらけではないか。
つい先日掃除したばかりなのに、なぜ?
手の届く範囲ではあるけれど、拭いて綺麗にした。
それなのにまた、カビが生えている。
こんなにジメジメして蒸し暑いのに、
恐ろしくてエアコンを使うことができなくなった。

多分、これは根本的な処置が必要なんだろうな。
直感的にそう察知して、
プロの業者の方にエアコンクリーニングを依頼することにした。
そして昨日、業者さんは予定時間ぴったりにやってきた。
カビのあまりの凄惨な見た目に戦慄していた私は、
ちゃんと取れるか確認すると、笑顔でお任せください!と言う。
その頼れる存在に、エアコンはもちろん、
抗菌コーティング、室外機のクリーニングもセットでお願いすることにした。
業者さんは汗だくになりながらもテキパキと作業をこなし、
我が家のエアコン2台を、およそ4時間ほどでとても綺麗にしてくれた。

午後、気温がぐんぐんと上がり始めたので、久しぶりにエアコンをつけた。
去年まで、相当汚いだろうとビクビクしながらエアコンをつけていたけど、
もうその心配はない。
とても開放的で清々しい気分である。


かつて、私はインテリアに凝るのがとても好きだった。
排水溝やエアコンの吹き出し口やコンロ周りには
はっきり言って興味がなかった。
ただ、雑誌やブログでおしゃれなインテリアに憧れて、
見た目をそれに近づけようとばかりしていた。

でも、最近になって思うようになった。
家の本来の目的とは?
それは、「安心・安全」であること、私を守ってくれる場所。
インテリアばかりを気にしていた頃は、安心・安全とは言い難かった。
何より、ビクビクしたりなんとなく後ろめたかったりという感情は、
まったく安心・安全ではないという、動かぬ証拠なのである。

今の私にとって、
おしゃれな雑貨を並べることよりも、
色味を統一して所謂「映える」部屋作りをすることよりも、
もっともっと重要なこと。
今私は、気持ちがいい、清潔である、ということに重点を置きたい。
パリッとしたシーツ、洗いざらしのカーテン、サラサラの床。
そして、ずっと手元に残っているお気に入りの雑貨が、
埃をかぶることなく、ちゃんと手入れがされている。
そして、冷蔵庫には瑞々しく新鮮な食材しか入っていない。
そんな清潔で安心して暮らせる家がいい。

招いた人から「素敵なインテリアだね」と言われる家よりも、
「清潔で気持ちがいいね」と言われる家を目指したい。
そんな気分なのである。

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