キツネラテ

「霞を食べて生きる」がモットー。日々ぐうたら時々仕事。

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母がコンロを買い替えたわけ

実家の母から、キッチンのIHコンロを買い替えたと報告があった。 実家のキッチンは2年前にリフォームをしたばかりなので、 IHコンロもまだまだ新しい。 ただ、リフォームをする際、 お金がたくさんかかることに恐怖を覚え、 少しでも予算を削ろうと、最低クラスのIHで妥協したのだ。 リフォームをする前もIHコンロを使っていて、 そのコンロは、古いけど最高級品だった。 人間、一度いいものを覚えてしまうとどうもいけないらしい。 プッシュボタンがとても押しにくい。 鍋を置く位置が分かりにく

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    • やってよかったエアコンクリーニング

      ふとエアコンの吹き出し口に目をやって、驚愕！ なんと、カビだらけではないか。 つい先日掃除したばかりなのに、なぜ？ 手の届く範囲ではあるけれど、拭いて綺麗にした。 それなのにまた、カビが生えている。 こんなにジメジメして蒸し暑いのに、 恐ろしくてエアコンを使うことができなくなった。 多分、これは根本的な処置が必要なんだろうな。 直感的にそう察知して、 プロの業者の方にエアコンクリーニングを依頼することにした。 そして昨日、業者さんは予定時間ぴったりにやってきた。 カビのあま

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      • いつもと違う山頂からの眺め

        先日の雨で、いつもの散歩コースである小山で土砂崩れが起きてしまい、 しばらく通行ができないようである。 仕方がないので、数日は平坦な道や公園の中をぐるぐると歩いてみたが、 あまりおもしろくない。 あの小山の登り坂は、夏場は特に過酷だけど、 あれこそが妙味だったんだな……。 楽しさを感じなければ、朝起きることさえも何となく億劫になってしまう。 そんな時にふと、いつもの小山の逆方向に もうひとつ別の小山があることを思い出した。 そこも、散歩コースが整備された遊歩道が山頂まで続

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        • さざなみの原因に驚く

          今朝、池のそばを歩いていると、 水面に小さな漣（さざなみ）が立っている。 風もないのに、なんだろう？ 注意深く観察していると、 おそらく池に住んでいる小さな魚たちが、 水面に上がってきて息をしているようだった。 もしかしたら、昨日までの大雨で池の中の酸素濃度か何かに 変化が起きているのかもしれない。 ぷかぷかと小さな魚が水面で息をしたことで、小さな波紋ができる。 あちこちでその現象が起きて、 波紋と波紋がぶつかり合う。 すると、ぶつかり合った波紋はさらに大きな波紋を描き、

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          「慣れる」まで続ける

          人間って、つくづく「慣れ」の生き物だと思う。 いや、人間に限らず、生物全体に言えることだ。 社会人になって自分で稼いだお金が自分の自由になった頃から、 私はお金を使うのが大好きになった。 大好きだったというと少し語弊があるかもしれない。 自分で稼いだお金を自分の裁量で使うことができるということに、 とてつもない自由を感じていた、と言ったほうが正しいような気がする。 とにかく、有り金を全て使い切るような生活を長らく続けてきた。 今考えると、病気や怪我などのトラブルや何かの事件

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          今日だけ頑張ればいい

          朝ウォーキングするのに、とても過酷な季節になった。 小高い山も登るため、 朝とは言え、もうとんでもない量の汗が吹き出してくる。 藪蚊がどこからともなく飛んできて、 耳のそばでプゥンと唸るのも鬱陶しい。 今日はまだ時折風が吹いて心地よかったけれど、 風のない日なんて、地獄である。 今年もこの季節がやってきた。 あと3ヶ月は続くだろう。 夏はあまり運動はしない方がいいとも聞く。 朝目が覚めた瞬間、 今日は暑そう、やめてもいいんだよ、ともうひとりの私が囁く。 でも、私が決めた休む

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          思いやるということ

          心配は、体に良くないらしい。 これは私にとって、ちょっと意外だった。 心配をする人って優しい人というイメージだったからだ。 自分の大切な人のことを想う時に あの人は今日も元気で過ごしているかな、と 楽しく生き生きと暮らしている様子を想像する。 たしかに、これは「心配」ではない。 そう、「思いやり」である。 思いやりは、心をあったかくする。 反対に、何かつらい思いをしているんじゃないか、 病気になっているんじゃないか、 事故に遭っているんじゃないか、など 悪い思いを巡らすこ

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          時間が余るという贅沢

          とうとう30℃超えの日々がやってきた。 毎朝5時30分に散歩に出かけていたのだけど、 近頃その時間は、もうすっかり朝日が昇っていて眩しいほどで 程なくしてじんわりと汗をかく。 だから、今日から出発時間を30分だけ早めてみることにした。 5時ちょうどに家を出るためには、4時30分に起床しなければならない。 今朝4時半に目覚ましをかけた。 4時半ともなると、まだ薄暗い。 支度をしていると、だんだん夜が明けてきた。 街に出ると、まだ車も人もまばらで、 いつもと同じ道なのに違う景色

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          人生をやり直したいかどうか

          人生をやり直せるとしたら、どこまで遡りたい？ 友人らと話していた時、こんな話題になった。 そんなこと考えたこともなかったことに、ふと気づく。 みんなそれぞれ戻りたい時を言い合っていたけど、 私は、分からないなぁ、特に思いつかないなぁと曖昧にはぐらかした。 どうしてはぐらかしたのかというと、 私は人生をやり直したいとはこれっぽっちも思っていないからだ。 そして、それを堂々と宣言するのが、ちょっと恥ずかしかったのである。 よくよく考えてみると、 人生をやり直したいと思わない

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          買い物リストは家計管理を制す

          以前、家計改善に頑張って取り組んでいた時のこと。 いろいろなことを試みて、特にこれは良かったと思うことがある。 それは、買い物リストに沿って、スーパーで買い物をすることだ。 なぁんだ、そんなことか。 と落胆されたかもしれない。 いやいや、これが意外と侮れないのである。 ① スマホのメモアプリで買い物リストを作る。 ② それに日々必要だと思ったものを入力しておく。 ③ 買い物時は、リストのものだけを買う。 本当に、目新しさのないことで、あいすみません。 でもひとつ、と

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          月曜日を好きになる方法

          今日は月曜日だ。 さて、今週は何をしようか。 どんなおもしろいことが待ち受けているだろうか。 読みたい本を探しに行く 美術館へ行く 大学で講義を受ける 最近始めた新しい仕事を覚える 夏の旅行の計画を立てる 梅雨の合間の朝散歩（どうか雨があがっていますように） 美味しい珈琲豆を探しに行く こんな気分で月曜日の朝を過ごす日が来るなんて、 思ってもみなかった。 ずっと長い間、月曜日が嫌いだった。 やらなければいけないと思い込んでいる憂鬱なことを 勇気を出して手放して空っぽに

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          面倒な家事の捉えかた

          日々の暮らしの中で、ちょっとだけめんどくさいなと思うことがある。 それは、洗った食器を拭いて食器棚にしまうことと、 乾いた洗濯物をたたんでクローゼットに収納すること。 このふたつの作業が、実はあまり好きじゃない。 私はこのふたつを、絶対に翌日に持ち越さないことに決めている。 なぜなら、そんな後回しにしてしまったことすら忘れて 翌朝それらが放置された光景を目の当たりにした時、とても落胆するからだ。 それは、その事象に落胆するのではない。 こんな気持ちになることが十分に分

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          心に線を引く

          ものごとがとてもうまく運んでいる時は、 なんだかそれが、永遠に続くような気分になる。 そして、自分の心も、とても強気になる。 普段は絶対にやらないようなことも、 私は無敵だと言わんばかりに、ついついやってしまったりする。 はて、これをポジティブと呼ぶのか。 ずっと、この状態を目指していたように思う。 ポジティブこそ正義で、ネガティブは悪。 だから、少しでも気分が落ちたらポジティブにしなきゃと思っていた。 感情、そして人生は、上下動を繰り返す波である。 上がポジティブで、

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          自分自身は誤魔化せない

          ひと月ほど前から取り掛かっていた刺繍が完成した。 いや、完成したとは言えないかもしれない。 クロスステッチという、布の織り目に刺していくという手法の刺繍なのだけど、 最後の一刺しというところで、 あれ？ と一段ずれていることに気づいた。 どこでずれてしまったのか、自分でもなかなか見つけることができなかった。 やっと原因を突き止めたけど、かなり前の段階で間違えてしまっていた。 やり直すとなると手持ちの糸が足りなそうである。 友達に見せたところ、全く分からないという。 そり

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          今欲しいものは何ですか

          昨日の午後、実家でコーヒーを飲んでいると、母が突然、 「今欲しいものを、紙に書き出してみよう！」 と言い出した。 買える買えないはこの際完全に無視して、 とにかく日頃欲しいなぁ、一度でいいから持ってみたいなぁと 漠然と思っているものを 紙に書き出してみようと言うのである。 何だかおもしろそうだと、私もそれに乗っかってみることにした。 小さなメモ紙をいそいそと準備して、いざ書き始める。 私は、 ・Apple Watch ・FENDIのコンパクト財布 ・スニーカー と、ここま

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          使い切るって気持ちいい！

          さっき、ボディクリームを使い切った。 空っぽになった容器をさっと洗って軽く水気を拭き取り、 プラ専用のゴミ箱へ。 ああ、なんて気持ちがいいんだろう！ もしかすると、ボディクリームを使い切ったのは 生まれて初めてかもしれない。 昔から、割と飽き性である。 こんな性分は、これだけ生きていたらだいぶん分かってきて、 ボディクリームはなるべく買わないようにしているのだけど、 突然、無性に欲しくなる時がある。 それはいつも、こんな夏を目前に控えた、梅雨のジメジメした季節だ。 店頭

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