カブのどて煮

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【FF14 紅蓮のリベレーター】ヨツユへの感想

2024年6月29日にパッチ4.3をクリアした直後の感想です。以下、ネタバレのみとなります。ヨツユの人生に脳みそを焼かれた人間のポエムです。 結論から述べると、嬉しかった。ヨツユという存在が嬉しかったのです。 ツユとして生き、記憶を取り戻して自害しようとしたその瞬間、やってきた育て親。 育て親はヨツユが大人――それもかつてはドマの代理総督を任ぜられていた人物となっても、まだ都合の良い道具として見ていた。 育て親は自分勝手な恨み言をぶつけて、ヨツユを売った金で生きていこうと

    • 小説執筆におけるスタイルの話

      前置き  小説書きが趣味です。カブです。  経緯は省きますが、解離症状を持っています。(詳細は以下の記事に譲ります)  今回はリンク先記事の続き、友人との会話で新たに得た気付きの備忘録となります。 憑依型と観測型  今回の記事の発端は、友人の小説を読ませてもらったことでした。  その小説は二次創作の一人称視点。私には逆立ちしても書けない類のものだったのですが、友人の描写はあまりにも滑らかで自然。まさにキャラクターそのものの思考だと思わせるものでした。  感想を伝え

      • Yog-Sothoth's Yard ランダム錬金メモ

        (10月29日作成) Yog-Sothoth's Yardとは Yog-Sothoth's Yard(以下ヨグソトースヤードと表記)は、10月20日にSteamで配信された人外だらけのホテル経営シミュレーションです。値段は1300円(定価時)。 10月現在では日本語未翻訳。対応言語は中国語(簡体字)と英語のみとなっています。XUnity.AutoTranslator(自動翻訳ツール)やPCOT(画像翻訳ツール)などを用いれば、日本語しか読めなくてもプレイは可能となってい

        • 解離症状が小説創作に及ぼしている影響の自己考察

          発端 数ヶ月前 私「一次創作より二次創作の方が遙かに難しい」 友「確かに自分の世界で神様する方が楽だよね」 数日前 私「一次創作って受信しているだけだから、少なくとも私は神様ではないのでは?」 前置き 小説書きが好きです。カブです。 経緯は省きますが、解離症状を持っています。 あくまで当事者の一人であり、専門家ではないため、素人解説は控えます。 自覚症状があるのは ①離人感・現実消失症 ②解離性健忘 の二つです。 今回の記事の目的は二つの症状が、趣味の小説書きに及

        【FF14 紅蓮のリベレーター】ヨツユへの感想

          アンデッドアンラック再読感想(1~2巻まで)

          発端 アンデラアニメ最高 発端(詳細) もともとアンデラは本誌で追いかけていたのですが、漫画を読む体力がなくなるにつれて、ジャンプ卒業と同時にフェードアウト。 いつか読もうとは思い続けてアニメが放送開始。あまりの熱量に電子書籍を全巻買いました。どうせなので感想を記録しておこうという記事です。 当時読んでいたのはスプリング編までです。記事が続けばスプリング編以降は初見感想になります。 No.001 不死と不運 アニメの作り込みを実感すると同時に、原作に比べるとアン風

          アンデッドアンラック再読感想(1~2巻まで)