ハウス食品は今すぐアニメスポンサーに復活してオオナムチとスクナビコナのアニメを流せ!

前回の続きです。

アマテラスは男装女子でヤマトタケルは女装男子だ|nice_cosmos457 (note.com)

前回は、LGBT問題における性的自認について一神教との違いを確認した。

今回は、LGBT問題を二つに分けたうち、性的指向(男が好きか女が好きかどっちも好きか嫌いか)について、話をしていこう。

残念ながら、神道において同性愛に言及した文書等は僕の知る限り存在しない。もちろん性愛や恋愛というものが我が国に存在しなかったというわけではなく、そもそも、『愛』という概念自体がキリスト教のものだからだ。

キリスト教における『愛』について、ちゃんとした話ができるほど勉強もしていないのでおおざっぱな説明になるけれど、彼らが性愛という意味での『愛』で許容しているのは『一人』の『異性』に対する『子供を作るため』の性愛のみだ。

(イスラム教は4人まで奥さんを持っていいことになっているけれど、すべての妻を平等に愛さないといけない、とか相当ややこしい戒律のがあるのと、そもそも初期イスラム教はガンガン戦争してたから男が戦死しまくって数が減ってしまったから仕方なく一夫多妻を認めてる、というスタンスだ)

だから一夫多妻も離婚も浮気も避妊も同性愛も彼らは認めない。

向こうの言葉で同性愛のことをソドミーっていうみたいなんだけど、ソドミーっていうのは旧約聖書で神の怒りにあって滅ぼされたソドムの町が語源なんだろう。

で、神道においては先にも言った通り同性愛についての記述はないんだけど、古事記にちょっと面白いパートがある。オオナムチとスクナビコナの物語だ。

詳しくは古事記の解説本とかネットとかで見てほしいんだけど、オオナムチとスクナビコナが義兄弟の契りを結んで二柱で協力して国作りをするというお話だ。

このお話は古事記屈指のほのぼのパートで、二人の仲良しエピソードやらスクナビコナが常世の国だかに行ってしまってこれからどうすればいいんだ、みたいなことをオオナムチがいうところとか、ほかの神々同士との関係とはちょっと違ってる感じがある。

氏子の人たちはガチギレするかもしれないけど、オオナムチとスクナビコナってそういう関係なんじゃね?ってBL同人の人たちなら考えるレベルだ。

そもそも、二人は義兄弟になるんだけど、義兄弟の契りってやくざ映画とかでみんな知っている通り、同じ盃の酒を飲むっていう儀式で、神道式の結婚式でやる三々九度と同じなんだよね。

お隣の台湾でも義兄弟の契りっていうのがあって、台湾では同じ盃で酒を飲んだ後にお互いに抱き合う習わしなんだって。

という事で、わが国においては、同性婚なんていう言い方はやめて、お互いを思いあう同性の二人は義兄弟、義姉妹の契りを結ぶべきだ。もちろん法律的には男女の婚姻関係と同じ権利を与えるべきだ。

そして、ハウス食品はハイジとかラスカルとかのアニメ枠を復活させ(よく知らないけどあの枠ってまだあんの?)、そこでオオナムチとスクナビコナのアニメを放映してほしい。で、もっと言えば、古事記にはないけど追加の設定として戦乱だか災害だかで親を失った子供を連れ歩く設定を加えてほしい。

同性の義兄弟、義姉妹たちに孤児を引き取ってもらい、育ててもらうんだ。100年後には試験管ベイビーみたいな感じで同性間でも二人の遺伝子を持つ子供が作れるかもしれないけど、今は無理なのでその形をとろう。

そうなれば、日本のアニメは世界で人気だから、これからは世界中でオオナムチとスクナビコナの物語を見た子供たちが育つんだ。

男同士とか女同士のカップルが子供を連れて歩いているのを見て、子供たちはオオナムチとスクナビコナみたいなもんだな、と思って納得する。

そして、世界中に神社が作られ、同性カップルたちはおそろいの紋付き袴やらおそろいの白無垢やらを着て義兄弟、義姉妹の三々九度を交わすんだ。

夢みたいだろ?

でも、日本にだってキリスト教式の教会があって現代では大概の連中がそこで結婚式をするんだからおかしな話じゃあない。

まさに八紘一宇とはこの事さ。

次回は、まとめとしてFAQをやろう。


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