マガジンのカバー画像

短編小説

5
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

先日の小説について

先日の小説について

短編小説を初めて書いた。

きっかけは寝る前に、

「触れた人に影響を与える人とされたことをそのまま返す人がいれば、外部からの介入なしに二人を異常状態に出来るな~」

と考えたことである。

なぜそんなことを考えたのかは僕にもわからない。

まあ、面白そうだから書いてみようとパソコンを立ち上げた。

書き始めてみると奇妙な感覚に襲われた。

セリフ以外が書けないのだ。

セリフ以外を書いてはいけな

もっとみる
短編小説「死んだらきっと生きられる。」

短編小説「死んだらきっと生きられる。」

「話があるんだけど。」

「ん~~、何?僕に告白するの?だったらお断りだよ。」

「告白するなら何でわざわざ君を家に呼び込んだの。もっといい場所があるでしょ。あと、もし告白するつもりだったら、その発言で冷めてたね。」

「キビシイな。やっぱり脈なしだったか。」

「脈?あるのは腐敗臭が酷い縁くらいでしょ。」

「あぁ、金脈もたまらずイオンになるような腐敗臭だ。それに文脈もたった今消えかかろうとして

もっとみる